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国語・化学
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国語力は学びの土台。
すべての発展学習は国語力から。

国語力 VERBAL APTITUDE

理念と指導システム

 

国語力で人生を豊かに生きる。

国語力はつまるところ、
「人間社会の中で人とともに生きる力」であると言えます。

 

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小学6年生、中学3年生募集停止のお知らせ

こんにちは。 修英塾の日進校です。 いよいよ夏盛りです。清夏に熱帯夜に蝉の夜泣き(?)が始まると、ああ夏だなぁと、清夏以外はひと昔前とはまったく違う現象に季節の移ろいを感じるのもまたあはれなり、と一句詠みたくなる…訳でもなく。 さて、そんな話はどうでもよく…。 今回は、残念ながら満席のお知らせになります。 以前よりお知らせを出しておりましたが、いよいよ小学・中学の受験学年は満席により新規募集停止とさせていただく運びとなりました。 まだまだ助けてほしいというご家庭が多くある中での断腸の思いによる決定です。 何卒ご理解ください。 もちろんご相談などは公式LINEにて承っております。 ぜひご相談ください。

「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年国語学習コース」のご提案

こんにちは。修英塾の日進校です。 当塾には、小学生から大学受験を控えた高校生まで、多くの生徒たちが通っています。 6月くらいから急に増えるのが、受験生になってからの駆け込みのご相談です。「中学受験(あるいは高校・大学受験)まであと1年を切ったのに、国語の成績が全く上がらない」「他教科の勉強は進んでいるのに、現代文のせいで全体の偏差値が伸び悩んでいる」という、切実な危機感を抱いた親御様や生徒さんたちが多くやってこられます。 実はここで多くの方が同じことを言われます。 「そろそろ国語をやらないといけないから。」 ……。 ええ?受験まであと半年しかないですが…。 ということで、どうやって国語を上げていくかの説明から始め、残念ながら 「国語の読解力は、受験直前の1年で急激に伸ばすことが最も難しい科目である」という説明をしなくてはなりません。当然ショックを受けられる方もおられます。 この時間が結構つらい…。 国語は、すべての学問の土台となる「言語力」そのものです。一朝一夕の一問一答や、直前の詰め込み、テクニックの暗記だけで太刀打ちできるものではありません。 実際に、一般的な指導の流れを説明すると ①現在の国語力によりますが、2学年下の文章で読み方の練習をする。 ②同時に語彙力を身に付けていく。これがないと、国語力が積み上がりません。 ③読み方を覚えてある程度表層的に理解ができるようになる。 ④対比や因果関係(AだからB)などを読み解く練習をする。 ⑤ある程度レベルが上がったら文章の学年レベルを1つ上げて同じことを繰り返す。 いかがでしょうか。受験学年半ばになって簡単に解決できる問題ではないことがよく分かると思います。国語は、とっても時間がかかる教科なんです。 だからこそ当塾では、入試直前に慌てることのないよう、早い段階から確固たる国語の基礎を築くための「小学2年生から小学4年生までの3年間を国語力を育てる期間にする低学年国語学習コース」を新たに新設いたしました。 なぜ、まだ受験まで何年も時間がある低学年の時期からの国語学習がこれほどまでに重要なのか。その理由を、昨今の受験事情や具体的なデータを交えながら詳しくお話しします。   ① 低学年からの国語学習がいかに大切か 多くの方が「国語は日本語だから、普通に暮らしていれば自然とできるようになる」「本格的な対策は高学年になって塾の模試が始まってからでいい」と考えがちです。しかし、これは大きな誤解です。低学年からの国語の学習は、子どもの将来の学力を決定づけるほど極めて重要です。 脳の発達と「言語の器」 人間の脳は、10歳前後(小学4年生頃)までに言語を司る領域が大きく発達し、思考の癖や言語の受容能力(=言語の器)のベースがほぼ完成すると言われています。 通常、論理的な話が理解できなかったり、話すことができなかったりする、いわゆる国語が苦手な子と言われる子どもの頭の中はどうなっているのかと言うと、言葉が無秩序に広がりまったく整理されていない混沌とした状態になっています。 現代文のカリスマと言われる出口汪氏は、この状態を「カオス」と呼んでいます。 「カオス」の状態では、物事の秩序だった理解ができません。 また、その状態で慣れてしまう(固定されてしまう)ため、論理を教えても理解ができないのです。 ですから、国語ができる、というのはこの「カオス」の状態を解消することが先決です。 この言語の器が小さいまま高学年になると、難解な文章を理解する素地がないため、一定以上の難易度の文章に対し理解ができないまま学年が上がっていくことになるのです。 低学年の3年間という時間は、まさにこの「言語の器」を限界まで大きく広げるための、人生で一度きりの黄金期なのです。   ② 意識が高い家庭が、算数の計算よりも「幼少期の国語力」を重視する理由 教育熱心なご家庭や、長期的な視点で子どもの学力を伸ばしているご家庭ほど、実は幼児期から低学年にかけて「算数の先取り計算」よりも「国語力の向上」に圧倒的な力を注いでいます。これには明確な理由があります。 計算力は「後からでも追いつける」 もちろん、算数の計算力が不要なわけではありません。しかし、計算は「ルール(アルゴリズム)の習得と反復練習」によって、ある程度の年齢になれば短期間で爆発的に習得することが可能です。小学1年生が1年かけてやる計算を、高学年の子がやれば数週間で理解できることも珍しくありません。 国語力は「一気に身に付かない」 一方で、先ほども言ったように、語彙力、行間を読む想像力、論理的な思考力といった「国語力」は、一朝一夕の反復練習では身につきません。日々の読書、親子の会話、言葉への興味の積み重ねといった「時間の洗礼」を経て、ゆっくりと細胞に染み込むように育つものです。 「算数が得意な子」の正体は、国語力が高い子 「うちの子は算数が得意だから、国語は後回しでいい」とおっしゃる保護者の方がいます。しかし、ハイレベルな算数や数学の問題に挑戦するとき、本当に必要なのは計算力ではなく「読解力」です。 正しく言えば、「原理原則を正しい方向に論理で発展させる言語能力」です。 算数や数学、物理化学の応用というのは、因数分解していけば必ず原理原則にたどり着きます。 つまり原理原則を論理的に理解して飛躍させられることが応用問題を解く唯一の方法と言っても過言ではないでしょう。 だからこそ意識の高いご家庭は、「国語力こそがすべての教科のインフラ(基盤)である」ことを知っています。国語というインフラが未整備のまま、その上に算数や理科という建物を建てようとしても、土台が脆いために高層建築(難関校対策)には耐えられず、途中で崩壊してしまうのです。   ③ 学年が上がると、国語力(特に読解力)不足でなぜ苦労するのか では、国語の基礎がないまま学年が上がると、具体的にどのような問題が生じるのでしょうか。 全教科の文章題が「読めない」という悲劇 近年、日本の入試制度は大きく変化しています。中学入試、高校入試、そして大学入学共通テストに至るまで、共通しているトレンドは「問題文の長文化」と「思考力・表現力の重視」です。 算数・数学の例: かつての算数の入試問題は、シンプルな数式や図形が中心でした。しかし現在は、数ページにわたる会話文や、実験データ、日常生活の課題を解決するシチュエーションが長文で提示され、「何を求めるべきか」を自分で読み解かなければならない問題が多くなっています。計算力は完璧なのに、「問題文の意味が分からないから、立式ができない」という理由で 理科・社会の例: ただの暗記知識を問う問題は減り、初見の文献やグラフ、複数の資料を読み合わせ、設問の意図に沿って記述させる問題が増えています。これは知識の試験ではなく、もはや「国語の読解記述試験」そのものです。 【データが示す現実】読解力と全教科の相関関係 ここで、世界的な学習到達度調査(PISA)や、国内の大規模な学力調査のデータに目を向けてみましょう。 さまざまな教育研究において、「小学校低学年・中学年時の国語の読解力テストの点数と、中学生・高校生になったときの英語や数学(算数)の成績には、非常に強い正の相関関係がある」ことが証明されています。 つまり、国語ができる子は高学年以降に他教科も自然と伸びるのに対し、国語ができない子は、いくら他教科の塾に通わせても成績が頭打ちになるというデータがはっきりと出ているのです。 恐ろしいですね…。 受験生(高校生・現代文)が陥る「精神年齢の壁」 高校生になって現代文の成績に悩む生徒たちを見てみると、さらに根深い問題に直面しています。 大学入試の現代文で出題されるのは、「他者論」「身体論」「近代批判」「AIと人間」といった、抽象度の高い哲学・論理文章です。 これらを読み解くには、単に文字が読めるだけでなく、精神的な成熟や、言葉を通じて社会の仕組みを理解している必要があります。低学年の頃から言葉に触れ、思考を深める習慣がなかった生徒は、高校生になってどれだけ現代文の解法テクニックを学んでも、そもそも本文が扱っている「概念」そのものが理解できず、完全に置いていかれてしまいます。 具体的な指導内容は書きません 当塾の「小学2年生から4年生の国語学習」では、目先のテストの点数を追うような、安易なテクニック指導ではなく、あくまでも子どもたちの頭の中にある「言語の土台」を耕し、豊かなものにすることです。 文章を読んだときに、その情景が頭の中に鮮明に浮かぶか。 言葉の細かいニュアンスの違いに気づくことができるか。 自分の考えを、主語と述語の通った正しい言葉で組み立てられるか。 そうした、一生モノの「本物の国語力」の根っこを、3年間かけてじっくりと、丁寧に、そして確実に育てていきます。   最後に:ご家庭に向けて 「まだ小学2年生だから、塾は早いかしら」 「4年生になってから中学受験塾に行けば間に合うだろう」 そう考えているうちに、子どもたちの貴重な「言語の黄金期」はあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして高学年になり、模試の偏差値を見て愕然とし、入試の1年前に「どうしてうちの子は文章が読めないのだろう」と頭を抱えることになるのです。 入試の1年前になってから、焦って国語の個別指導に駆け込んでも、塾は魔法使いではないため、3ヶ月や半年で読解力を劇的に変えることはできません(もちろん、受験テクニックで数点上げることは可能ですが、それは本質的な学力ではありません)。 子どもが勉強を嫌いにならず、言葉の楽しさを知り、すべての学問の基礎となる強力な武器を手に入れるためには、低学年での学習がベストなのです。 高学年になってから「国語のせいで行きたい学校を諦める」という後悔を、お子様にさせないために。ぜひ、この3年間を当塾に託していただけませんか。 もちろん3年生や4年生からだっていいのです。 言語脳の訓練をできるだけ早いうちからさせてほしいと考えています。 皆様からのお問い合わせを、教室にて心よりお待ちしております。 ⇒「高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害」 ​​​​​​​

2026年夏期講習のご案内

今年も夏期講習の季節がやってきました。 まず詳細を下記に掲載いたします。 ①講座「朝学!~4日間、学校の宿題を一緒にやろう!~」(2時間×4日) 小2~小4対象(自習形式) 7月中に夏休みの宿題を終わらせよう!涼しいところでできて、おまけに質問もできます。早く学校の宿題を終わらせて遊びに行きたい!というご家庭にぴったりの講座です。 時間:①7/21~24 ②7/28~31の10:00~12:00 いずれかのタームをお選びください 費用:2,000円 ②講座「識字力向上講座」(55分/回×4回) 小学2~4年生対象(1対1~3) 識字力とは、単に文章を読んだり書いたりするだけでなく、文章内容を正しく理解する力のことをいいます。夏休みの集中指導で言葉の力を伸ばしませんか?漢字の形、意味、語彙力を正しく身につけ、すべての教科の土台となる読解力を高める国語専門塾の特別講座です。 日時:※①と②のいずれかをお選びいただきます。 小学2年生: ①7/21(火)・7/23(木)・7/25(土)・7/28(火)の10:00~10:55        ②8/21(金)・8/25(火)・8/27(木)・8/29(土)の10:00~10:55 小学3年生: ①7/21(火)・7/23(木)・7/25(土)・7/28(火)の11:00~11:55        ②8/21(金)・8/25(火)・8/27(木)・8/29(土)の11:00~11:55 小学4年生: 8/1(土)・8/4(火)の10:00~11:55 費用:13,200円/4回 ③講座「読解力強化講座」(55分/回×回数相談) 小学生・中学生・高校生・既卒生対象(完全マンツーマン)(※対面かzoomどちらでも可) 読解の基礎となる読み方や設問の分析から解答を導く方法を指導いたします。 講習前のお話合いにより、どの文章ジャンルにフォーカスして指導を行うかもお決めいただけます。 読解力がないと感じている方も、今よりももっと高い読解力をつけたい方も、この講座で短期特訓できます。 日時:7/21~8/31 9:00~22:00 ※時間割にて指導日時をお選びいただけます。 費用:6,600円/回 ④講座「小論文講座」(55分×6回) 受験を控えた小学生・中学生・高校生・既卒生対象(完全マンツーマン)(※対面かzoomどちらでも可) 大学推薦入試における小論文対策や、中学高校入試における作文、小論文対策を行います。 この講座では、さまざまなテーマをもとに自分の意見を論理的かつ明確に伝える技術を習得 できます。 日時:7/21~8/31 9:00~22:00 ※時間割にて指導日時をお選びいただけます。 費用:39,600円/6回 また、今年度9月より小学2年~4年向けの個別指導カリキュラムを組みました。 こちらも後日発表いたします。

小学6年生、中学3年生募集停止のお知らせ

こんにちは。 修英塾の日進校です。 いよいよ夏盛りです。清夏に熱帯夜に蝉の夜泣き(?)が始まると、ああ夏だなぁと、清夏以外はひと昔前とはまったく違う現象に季節の移ろいを感じるのもまたあはれなり、と一句詠みたくなる…訳でもなく。 さて、そんな話はどうでもよく…。 今回は、残念ながら満席のお知らせになります。 以前よりお知らせを出しておりましたが、いよいよ小学・中学の受験学年は満席により新規募集停止とさせていただく運びとなりました。 まだまだ助けてほしいというご家庭が多くある中での断腸の思いによる決定です。 何卒ご理解ください。 もちろんご相談などは公式LINEにて承っております。 ぜひご相談ください。

「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年国語学習コース」のご提案

こんにちは。修英塾の日進校です。 当塾には、小学生から大学受験を控えた高校生まで、多くの生徒たちが通っています。 6月くらいから急に増えるのが、受験生になってからの駆け込みのご相談です。「中学受験(あるいは高校・大学受験)まであと1年を切ったのに、国語の成績が全く上がらない」「他教科の勉強は進んでいるのに、現代文のせいで全体の偏差値が伸び悩んでいる」という、切実な危機感を抱いた親御様や生徒さんたちが多くやってこられます。 実はここで多くの方が同じことを言われます。 「そろそろ国語をやらないといけないから。」 ……。 ええ?受験まであと半年しかないですが…。 ということで、どうやって国語を上げていくかの説明から始め、残念ながら 「国語の読解力は、受験直前の1年で急激に伸ばすことが最も難しい科目である」という説明をしなくてはなりません。当然ショックを受けられる方もおられます。 この時間が結構つらい…。 国語は、すべての学問の土台となる「言語力」そのものです。一朝一夕の一問一答や、直前の詰め込み、テクニックの暗記だけで太刀打ちできるものではありません。 実際に、一般的な指導の流れを説明すると ①現在の国語力によりますが、2学年下の文章で読み方の練習をする。 ②同時に語彙力を身に付けていく。これがないと、国語力が積み上がりません。 ③読み方を覚えてある程度表層的に理解ができるようになる。 ④対比や因果関係(AだからB)などを読み解く練習をする。 ⑤ある程度レベルが上がったら文章の学年レベルを1つ上げて同じことを繰り返す。 いかがでしょうか。受験学年半ばになって簡単に解決できる問題ではないことがよく分かると思います。国語は、とっても時間がかかる教科なんです。 だからこそ当塾では、入試直前に慌てることのないよう、早い段階から確固たる国語の基礎を築くための「小学2年生から小学4年生までの3年間を国語力を育てる期間にする低学年国語学習コース」を新たに新設いたしました。 なぜ、まだ受験まで何年も時間がある低学年の時期からの国語学習がこれほどまでに重要なのか。その理由を、昨今の受験事情や具体的なデータを交えながら詳しくお話しします。   ① 低学年からの国語学習がいかに大切か 多くの方が「国語は日本語だから、普通に暮らしていれば自然とできるようになる」「本格的な対策は高学年になって塾の模試が始まってからでいい」と考えがちです。しかし、これは大きな誤解です。低学年からの国語の学習は、子どもの将来の学力を決定づけるほど極めて重要です。 脳の発達と「言語の器」 人間の脳は、10歳前後(小学4年生頃)までに言語を司る領域が大きく発達し、思考の癖や言語の受容能力(=言語の器)のベースがほぼ完成すると言われています。 通常、論理的な話が理解できなかったり、話すことができなかったりする、いわゆる国語が苦手な子と言われる子どもの頭の中はどうなっているのかと言うと、言葉が無秩序に広がりまったく整理されていない混沌とした状態になっています。 現代文のカリスマと言われる出口汪氏は、この状態を「カオス」と呼んでいます。 「カオス」の状態では、物事の秩序だった理解ができません。 また、その状態で慣れてしまう(固定されてしまう)ため、論理を教えても理解ができないのです。 ですから、国語ができる、というのはこの「カオス」の状態を解消することが先決です。 この言語の器が小さいまま高学年になると、難解な文章を理解する素地がないため、一定以上の難易度の文章に対し理解ができないまま学年が上がっていくことになるのです。 低学年の3年間という時間は、まさにこの「言語の器」を限界まで大きく広げるための、人生で一度きりの黄金期なのです。   ② 意識が高い家庭が、算数の計算よりも「幼少期の国語力」を重視する理由 教育熱心なご家庭や、長期的な視点で子どもの学力を伸ばしているご家庭ほど、実は幼児期から低学年にかけて「算数の先取り計算」よりも「国語力の向上」に圧倒的な力を注いでいます。これには明確な理由があります。 計算力は「後からでも追いつける」 もちろん、算数の計算力が不要なわけではありません。しかし、計算は「ルール(アルゴリズム)の習得と反復練習」によって、ある程度の年齢になれば短期間で爆発的に習得することが可能です。小学1年生が1年かけてやる計算を、高学年の子がやれば数週間で理解できることも珍しくありません。 国語力は「一気に身に付かない」 一方で、先ほども言ったように、語彙力、行間を読む想像力、論理的な思考力といった「国語力」は、一朝一夕の反復練習では身につきません。日々の読書、親子の会話、言葉への興味の積み重ねといった「時間の洗礼」を経て、ゆっくりと細胞に染み込むように育つものです。 「算数が得意な子」の正体は、国語力が高い子 「うちの子は算数が得意だから、国語は後回しでいい」とおっしゃる保護者の方がいます。しかし、ハイレベルな算数や数学の問題に挑戦するとき、本当に必要なのは計算力ではなく「読解力」です。 正しく言えば、「原理原則を正しい方向に論理で発展させる言語能力」です。 算数や数学、物理化学の応用というのは、因数分解していけば必ず原理原則にたどり着きます。 つまり原理原則を論理的に理解して飛躍させられることが応用問題を解く唯一の方法と言っても過言ではないでしょう。 だからこそ意識の高いご家庭は、「国語力こそがすべての教科のインフラ(基盤)である」ことを知っています。国語というインフラが未整備のまま、その上に算数や理科という建物を建てようとしても、土台が脆いために高層建築(難関校対策)には耐えられず、途中で崩壊してしまうのです。   ③ 学年が上がると、国語力(特に読解力)不足でなぜ苦労するのか では、国語の基礎がないまま学年が上がると、具体的にどのような問題が生じるのでしょうか。 全教科の文章題が「読めない」という悲劇 近年、日本の入試制度は大きく変化しています。中学入試、高校入試、そして大学入学共通テストに至るまで、共通しているトレンドは「問題文の長文化」と「思考力・表現力の重視」です。 算数・数学の例: かつての算数の入試問題は、シンプルな数式や図形が中心でした。しかし現在は、数ページにわたる会話文や、実験データ、日常生活の課題を解決するシチュエーションが長文で提示され、「何を求めるべきか」を自分で読み解かなければならない問題が多くなっています。計算力は完璧なのに、「問題文の意味が分からないから、立式ができない」という理由で 理科・社会の例: ただの暗記知識を問う問題は減り、初見の文献やグラフ、複数の資料を読み合わせ、設問の意図に沿って記述させる問題が増えています。これは知識の試験ではなく、もはや「国語の読解記述試験」そのものです。 【データが示す現実】読解力と全教科の相関関係 ここで、世界的な学習到達度調査(PISA)や、国内の大規模な学力調査のデータに目を向けてみましょう。 さまざまな教育研究において、「小学校低学年・中学年時の国語の読解力テストの点数と、中学生・高校生になったときの英語や数学(算数)の成績には、非常に強い正の相関関係がある」ことが証明されています。 つまり、国語ができる子は高学年以降に他教科も自然と伸びるのに対し、国語ができない子は、いくら他教科の塾に通わせても成績が頭打ちになるというデータがはっきりと出ているのです。 恐ろしいですね…。 受験生(高校生・現代文)が陥る「精神年齢の壁」 高校生になって現代文の成績に悩む生徒たちを見てみると、さらに根深い問題に直面しています。 大学入試の現代文で出題されるのは、「他者論」「身体論」「近代批判」「AIと人間」といった、抽象度の高い哲学・論理文章です。 これらを読み解くには、単に文字が読めるだけでなく、精神的な成熟や、言葉を通じて社会の仕組みを理解している必要があります。低学年の頃から言葉に触れ、思考を深める習慣がなかった生徒は、高校生になってどれだけ現代文の解法テクニックを学んでも、そもそも本文が扱っている「概念」そのものが理解できず、完全に置いていかれてしまいます。 具体的な指導内容は書きません 当塾の「小学2年生から4年生の国語学習」では、目先のテストの点数を追うような、安易なテクニック指導ではなく、あくまでも子どもたちの頭の中にある「言語の土台」を耕し、豊かなものにすることです。 文章を読んだときに、その情景が頭の中に鮮明に浮かぶか。 言葉の細かいニュアンスの違いに気づくことができるか。 自分の考えを、主語と述語の通った正しい言葉で組み立てられるか。 そうした、一生モノの「本物の国語力」の根っこを、3年間かけてじっくりと、丁寧に、そして確実に育てていきます。   最後に:ご家庭に向けて 「まだ小学2年生だから、塾は早いかしら」 「4年生になってから中学受験塾に行けば間に合うだろう」 そう考えているうちに、子どもたちの貴重な「言語の黄金期」はあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして高学年になり、模試の偏差値を見て愕然とし、入試の1年前に「どうしてうちの子は文章が読めないのだろう」と頭を抱えることになるのです。 入試の1年前になってから、焦って国語の個別指導に駆け込んでも、塾は魔法使いではないため、3ヶ月や半年で読解力を劇的に変えることはできません(もちろん、受験テクニックで数点上げることは可能ですが、それは本質的な学力ではありません)。 子どもが勉強を嫌いにならず、言葉の楽しさを知り、すべての学問の基礎となる強力な武器を手に入れるためには、低学年での学習がベストなのです。 高学年になってから「国語のせいで行きたい学校を諦める」という後悔を、お子様にさせないために。ぜひ、この3年間を当塾に託していただけませんか。 もちろん3年生や4年生からだっていいのです。 言語脳の訓練をできるだけ早いうちからさせてほしいと考えています。 皆様からのお問い合わせを、教室にて心よりお待ちしております。 ⇒「高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害」 ​​​​​​​

高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害

みなさん、こんにちは。修英塾の日進校です。 なんだかショッキングな題名ですみません…。 今回は、日頃から多くのお子様や保護者様と接する中で、特にご相談をいただくことが多い「学年が上がるにつれて生じる勉強の行き詰まり」について、少し深く掘り下げて書いてみたいと思います。 少し長い文章になりますが、お子様のこれからの学習の進め方において、非常に大切なお話になりますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。 このような「学習の悩み」に心当たりはありませんか? 塾を運営していると、学年ごとにさまざまな学習相談が寄せられます。その中でも、特に多くの方が直面されている具体的なお悩みをいくつかご紹介します。 【小学生の保護者様からのご相談】 「公文で高校内容まで先取りして計算をやっていたはずなのに、小学4年生の後半くらいから、算数の文章題になると急に点数が落ち始めてしまって……」 「学校の小テストや単元ごとのカラーテストでは、いつも100点や90点以上を取ってくるのに、塾の公開模試や実力テストになると、見たこともない問題に手が出ず、点数が全く取れなくなってしまいます」 【中学生の保護者様からのご相談】 「中学生になってから、定期テストの前には学校のワークを3回も5回も繰り返し解き直して、暗記できるくらい勉強しているはずなんです。それなのに、模試の初見問題や理数系の応用問題になると、どうしても手も足も出なくなって、偏差値が下がり続けているんです……。勉強時間は増えているはずなのに、どうして結果に結びつかないのでしょうか」 【高校生の保護者様からのご相談】 「理系志望の高校生で、数学や理科の計算自体は得意なのですが、原理原則から応用していくことができず、共通テストの模擬試験になると、初見の問題を見て解き方が思いつかずなんとか思いついたとしても時間の制約で最後まで解ききることができません。」 このようなお悩みは、決して特殊なケースではありません。むしろ、非常に多くのお子様がどこかのタイミングで直面する、普遍的な壁だと言えます。 実は、多くのお子様を見てきて、様々なデータを取ってきた私なりに、確信をもって言えることがあります。 それは、高学年から徐々に成績が下がり始めてしまったり、学年が上がるごとに勉強の手応えを失っていったりするお子様には、ある共通の背景があることが多い、ということです。 それは、「国語力(基礎的な読解力・識字力)の不足」が、他の教科の学習の足を引っ張ってしまっている、という事実です。 「算数や数学、理科の成績が下がっているのに、原因が国語力にあるの?」と、不思議に思われるかもしれませんね。しかし、すべての教科の教科書や問題文は、当然ながら「日本語」で書かれています。 この日本語の土台が揺らいでいると、どれだけ他教科の知識を詰め込もうとしても、どこかで必ず限界がやってきてしまうのです。 実際に、国立情報学研究所教授および一般社団法人教育のための科学研究所代表理事・所長を務める日本の数学者・教育工学者で、人工知能(AI)の技術的限界や、AI時代を生き抜くために必要な「読解力」の研究・啓蒙活動で広く知られている新井紀子氏も同様のことを言っています。 実際に彼女は、真面目で国語以外はとても優秀な中学2年生女生徒の成績データを見て、「この子は中3になって成績が下降しはじめやがて頭打ちになる」という予想を言い、学校の教師は否定したが、1年後本当に成績が急下降し始めたことが新井氏の著書でも紹介されていました。そのような予想をした理由は国語力の不足だったそうです。 実際に小学校、中学校、高校の各段階で、国語力の不足がどのように他の教科へ悪影響を及ぼしていくのか、その具体的なメカニズムを詳しく見ていきましょう。   ① 小学校で起こること:「小5の壁」と公式の丸暗記 まず、小学校高学年で起こる現象についてです。 小学3年生くらいまでは、算数における賢さの基準といえば、「理屈を知らなくてもできる単純計算を、いかに人より速く、正確に解くか」であることがほとんどです。そのため、計算の反復練習をたくさんこなしてきたお子様は、テストで常に高得点を維持することができます。 しかし、小学4年生の後半から5年生にかけて、いわゆる「小5の壁」と呼ばれる大きな転換期がやってきます。 算数では、これまでの単純な数字の計算から、「割合」「速さ」「図形の性質」といった、抽象的な概念を扱う文章題が急激に増えていきます。また、「AだからB」といった単純ではあるものの、論理的に順序立てて考える必要のある問題も出てきます。 この段階に入ったとき、国語力が不足しているお子様の脳内では、以下のような現象が起こり始めます。   問題文や計算式が表している状況を、正しく言語化できず頭の中でイメージできない 文章題を読んだときに、その問題が「全体の中でどの部分を指しているのか」「数量がどのように変化したのか」という状況を、言葉を使って整理し、頭の中で映像や図に置き換えることができません。 問題文の日本語の表面だけをなぞってしまい、状況が全くイメージできないため、「どの数字とどの数字を、どう計算すればいいのか」が分からなくなってしまうのです。   計算を言語化して理解しておらず、応用がきかないことで公式などが丸暗記になってしまう なぜその計算式が成り立つのかという理屈(理由)を、自分の言葉で説明(言語化)して理解していません。そのため、応用がきかなくなり、「はじき(速さ・時間・距離)」や「割合の公式」などを、ただの記号として丸暗記することになってしまいます。 いわゆる、「この問題は、こう解けばいい」の覚え方ですね。 公式を丸暗記しているだけなので、問題のひねりや条件が少し変わっただけで、どの公式を当てはめればいいのかが判断できなくなります。 言語化をして理解をしていないため、AだからB、したがってCのように段階を踏んで応用をすることができないという現象が始まります。複数の条件を組み合わせて論理的に答えを導く問題に出会ったとき、一歩目から思考が停止してしまうのです。この小4、小5のタイミングで「文章題が全く解けない」という形で一気に表面化してくるのです。 それまでの「計算の速さ」というアドバンテージ貯金が底をつき、急に算数が苦手科目に変わってしまうのは、こうした背景があるからなのです。   ② 中学校で起こること:初見問題・理数系での「ワーク暗記」の限界 次に、中学校に進学してから起こる現象についてです。 中学生になると、定期テストの範囲が明確になり、学校から配られるワーク(問題集)の量も増えます。真面目で努力家なお子様ほど、テスト前にはそのワークを3回も5回も繰り返し解き直し、問題と答えを暗記する勢いで猛勉強を重ねます。その結果、学校の定期テスト(ワークと酷似した問題が出やすいテスト)では、ある程度の高得点を維持できることがあります。 しかし、一歩外に出て、実力テストや模擬試験、あるいは高校入試の過去問といった「初見の問題」に対峙したとき、これまでの暗記が通用しなくなります。特に、数学や理科の応用問題、新傾向の思考力を問う問題において解ききれず、偏差値が下がり続けるという事態が発生するのです。 国語力が弱い状態のまま中学校の学習を進めると、以下のような悪循環に陥ります。   日本語の構造や論理関係が掴めていない 中学校の数学や理科では、問題文が数行にわたり、複数の条件や実験のプロセスが複雑に記述されるようになります。国語力(特に主語と述語の関係、修飾語の係り受け、指示語の指す内容、主題の因果関係など)が正確に掴めていないと、問題文を読んでいる途中で「何を前提としていて、何を求められているのか」の迷子になってしまいます。   「解法の暗記」に頼るため、パターンから外れると手も足も出ない ワークを何度も繰り返す勉強法自体は悪くありませんが、国語力が不足している子は、解説に書かれている「論理の筋道」を日本語として深く理解することが苦手です。その結果、解説に書いてある解き方の手順そのものを「パターン」として暗記しようとします。 しかし、模試などの初見問題では、そのパターンをそのまま適用できないように問題が作られています。文章の中から必要な条件を抽出し、自分で論理を組み立て直さなければならないため、問題文の日本語の構造を正しく読み解けないお子様は、解法の引き出しを開けることすらできず、手も足も出なくなってしまうのです。 「勉強時間はこれだけ確保しているのに、模試の偏差値が上がらない」という悩みの本質は、勉強量が足りないのではなく、問題文を正確に読み解くための「読解の土台」が不足していることにあるケースが非常に多いのです。   ③ 高校生で起こること:共通テスト理系科目における「長文化」への敗北 さらに学年が進み、高校生、そして大学受験の段階になると、この国語力の差はよりいっそう残酷な形で現れます。 近年の大学入学共通テストにおける大きなトレンドとして、「全教科にわたる問題文の圧倒的な長文化」が挙げられます。これは国語や英語といった文系科目だけでなく、数学や物理、化学、生物、さらには公共や歴史といったすべての科目に共通する特徴です。 理系を志望し、数学の計算能力や理科の知識体系を十分に持っているはずの高校生であっても、国語力が不足していると、次のような致命的な弊害が起こります。   会話文や資料を組み合わせた複雑な設定を読み解けない 現在の共通テストでは、単に公式を使って計算させる問題はほとんど出題されません。「太郎さんと花子さんの会話」から始まり、複数の実験データやグラフ、対比される複数の仮説テキストを読み込ませた上で、状況を整理して立式させるような問題が主流となっています。 ここで求められるのは、純粋な数学や理科の力というよりも、膨大なテキストから必要な情報を瞬時に仕分け、構造化して理解する「高度な読解力」そのものです。国語力が低いと、問題文の設定を理解するだけで膨大な時間を浪費してしまいます。   そもそも時間内に解ききれない 一問一問をじっくり時間をかければ解ける実力があったとしても、共通テストの限られた制限時間内では、文章を読むスピードと正確性が生死を分けます。一度読んだだけでは頭に入らず、同じ行を何度も読み返してしまったり、条件の読み違い(凡ミスに見える読解ミス)で最初から計算をやり直したりしているうちに、あっという間にタイムアップを迎えてしまいます。 理系だから国語は関係ない、数学ができればいい、というのは今の受験制度においては完全に誤りです。むしろ、高い理系センスを持っている生徒ほど、それを発揮するための「防波堤」であり「前提条件」でもある国語力がないために、入試本番で涙をのむ結果になってしまうのです。 だから国語の力を早くつけることが根本の解決策なのです。 ⇒ブログ「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年からの国語学習コース」のご提案

小学6年生、中学3年生募集停止のお知らせ

こんにちは。 修英塾の日進校です。 いよいよ夏盛りです。清夏に熱帯夜に蝉の夜泣き(?)が始まると、ああ夏だなぁと、清夏以外はひと昔前とはまったく違う現象に季節の移ろいを感じるのもまたあはれなり、と一句詠みたくなる…訳でもなく。 さて、そんな話はどうでもよく…。 今回は、残念ながら満席のお知らせになります。 以前よりお知らせを出しておりましたが、いよいよ小学・中学の受験学年は満席により新規募集停止とさせていただく運びとなりました。 まだまだ助けてほしいというご家庭が多くある中での断腸の思いによる決定です。 何卒ご理解ください。 もちろんご相談などは公式LINEにて承っております。 ぜひご相談ください。

「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年国語学習コース」のご提案

こんにちは。修英塾の日進校です。 当塾には、小学生から大学受験を控えた高校生まで、多くの生徒たちが通っています。 6月くらいから急に増えるのが、受験生になってからの駆け込みのご相談です。「中学受験(あるいは高校・大学受験)まであと1年を切ったのに、国語の成績が全く上がらない」「他教科の勉強は進んでいるのに、現代文のせいで全体の偏差値が伸び悩んでいる」という、切実な危機感を抱いた親御様や生徒さんたちが多くやってこられます。 実はここで多くの方が同じことを言われます。 「そろそろ国語をやらないといけないから。」 ……。 ええ?受験まであと半年しかないですが…。 ということで、どうやって国語を上げていくかの説明から始め、残念ながら 「国語の読解力は、受験直前の1年で急激に伸ばすことが最も難しい科目である」という説明をしなくてはなりません。当然ショックを受けられる方もおられます。 この時間が結構つらい…。 国語は、すべての学問の土台となる「言語力」そのものです。一朝一夕の一問一答や、直前の詰め込み、テクニックの暗記だけで太刀打ちできるものではありません。 実際に、一般的な指導の流れを説明すると ①現在の国語力によりますが、2学年下の文章で読み方の練習をする。 ②同時に語彙力を身に付けていく。これがないと、国語力が積み上がりません。 ③読み方を覚えてある程度表層的に理解ができるようになる。 ④対比や因果関係(AだからB)などを読み解く練習をする。 ⑤ある程度レベルが上がったら文章の学年レベルを1つ上げて同じことを繰り返す。 いかがでしょうか。受験学年半ばになって簡単に解決できる問題ではないことがよく分かると思います。国語は、とっても時間がかかる教科なんです。 だからこそ当塾では、入試直前に慌てることのないよう、早い段階から確固たる国語の基礎を築くための「小学2年生から小学4年生までの3年間を国語力を育てる期間にする低学年国語学習コース」を新たに新設いたしました。 なぜ、まだ受験まで何年も時間がある低学年の時期からの国語学習がこれほどまでに重要なのか。その理由を、昨今の受験事情や具体的なデータを交えながら詳しくお話しします。   ① 低学年からの国語学習がいかに大切か 多くの方が「国語は日本語だから、普通に暮らしていれば自然とできるようになる」「本格的な対策は高学年になって塾の模試が始まってからでいい」と考えがちです。しかし、これは大きな誤解です。低学年からの国語の学習は、子どもの将来の学力を決定づけるほど極めて重要です。 脳の発達と「言語の器」 人間の脳は、10歳前後(小学4年生頃)までに言語を司る領域が大きく発達し、思考の癖や言語の受容能力(=言語の器)のベースがほぼ完成すると言われています。 通常、論理的な話が理解できなかったり、話すことができなかったりする、いわゆる国語が苦手な子と言われる子どもの頭の中はどうなっているのかと言うと、言葉が無秩序に広がりまったく整理されていない混沌とした状態になっています。 現代文のカリスマと言われる出口汪氏は、この状態を「カオス」と呼んでいます。 「カオス」の状態では、物事の秩序だった理解ができません。 また、その状態で慣れてしまう(固定されてしまう)ため、論理を教えても理解ができないのです。 ですから、国語ができる、というのはこの「カオス」の状態を解消することが先決です。 この言語の器が小さいまま高学年になると、難解な文章を理解する素地がないため、一定以上の難易度の文章に対し理解ができないまま学年が上がっていくことになるのです。 低学年の3年間という時間は、まさにこの「言語の器」を限界まで大きく広げるための、人生で一度きりの黄金期なのです。   ② 意識が高い家庭が、算数の計算よりも「幼少期の国語力」を重視する理由 教育熱心なご家庭や、長期的な視点で子どもの学力を伸ばしているご家庭ほど、実は幼児期から低学年にかけて「算数の先取り計算」よりも「国語力の向上」に圧倒的な力を注いでいます。これには明確な理由があります。 計算力は「後からでも追いつける」 もちろん、算数の計算力が不要なわけではありません。しかし、計算は「ルール(アルゴリズム)の習得と反復練習」によって、ある程度の年齢になれば短期間で爆発的に習得することが可能です。小学1年生が1年かけてやる計算を、高学年の子がやれば数週間で理解できることも珍しくありません。 国語力は「一気に身に付かない」 一方で、先ほども言ったように、語彙力、行間を読む想像力、論理的な思考力といった「国語力」は、一朝一夕の反復練習では身につきません。日々の読書、親子の会話、言葉への興味の積み重ねといった「時間の洗礼」を経て、ゆっくりと細胞に染み込むように育つものです。 「算数が得意な子」の正体は、国語力が高い子 「うちの子は算数が得意だから、国語は後回しでいい」とおっしゃる保護者の方がいます。しかし、ハイレベルな算数や数学の問題に挑戦するとき、本当に必要なのは計算力ではなく「読解力」です。 正しく言えば、「原理原則を正しい方向に論理で発展させる言語能力」です。 算数や数学、物理化学の応用というのは、因数分解していけば必ず原理原則にたどり着きます。 つまり原理原則を論理的に理解して飛躍させられることが応用問題を解く唯一の方法と言っても過言ではないでしょう。 だからこそ意識の高いご家庭は、「国語力こそがすべての教科のインフラ(基盤)である」ことを知っています。国語というインフラが未整備のまま、その上に算数や理科という建物を建てようとしても、土台が脆いために高層建築(難関校対策)には耐えられず、途中で崩壊してしまうのです。   ③ 学年が上がると、国語力(特に読解力)不足でなぜ苦労するのか では、国語の基礎がないまま学年が上がると、具体的にどのような問題が生じるのでしょうか。 全教科の文章題が「読めない」という悲劇 近年、日本の入試制度は大きく変化しています。中学入試、高校入試、そして大学入学共通テストに至るまで、共通しているトレンドは「問題文の長文化」と「思考力・表現力の重視」です。 算数・数学の例: かつての算数の入試問題は、シンプルな数式や図形が中心でした。しかし現在は、数ページにわたる会話文や、実験データ、日常生活の課題を解決するシチュエーションが長文で提示され、「何を求めるべきか」を自分で読み解かなければならない問題が多くなっています。計算力は完璧なのに、「問題文の意味が分からないから、立式ができない」という理由で 理科・社会の例: ただの暗記知識を問う問題は減り、初見の文献やグラフ、複数の資料を読み合わせ、設問の意図に沿って記述させる問題が増えています。これは知識の試験ではなく、もはや「国語の読解記述試験」そのものです。 【データが示す現実】読解力と全教科の相関関係 ここで、世界的な学習到達度調査(PISA)や、国内の大規模な学力調査のデータに目を向けてみましょう。 さまざまな教育研究において、「小学校低学年・中学年時の国語の読解力テストの点数と、中学生・高校生になったときの英語や数学(算数)の成績には、非常に強い正の相関関係がある」ことが証明されています。 つまり、国語ができる子は高学年以降に他教科も自然と伸びるのに対し、国語ができない子は、いくら他教科の塾に通わせても成績が頭打ちになるというデータがはっきりと出ているのです。 恐ろしいですね…。 受験生(高校生・現代文)が陥る「精神年齢の壁」 高校生になって現代文の成績に悩む生徒たちを見てみると、さらに根深い問題に直面しています。 大学入試の現代文で出題されるのは、「他者論」「身体論」「近代批判」「AIと人間」といった、抽象度の高い哲学・論理文章です。 これらを読み解くには、単に文字が読めるだけでなく、精神的な成熟や、言葉を通じて社会の仕組みを理解している必要があります。低学年の頃から言葉に触れ、思考を深める習慣がなかった生徒は、高校生になってどれだけ現代文の解法テクニックを学んでも、そもそも本文が扱っている「概念」そのものが理解できず、完全に置いていかれてしまいます。 具体的な指導内容は書きません 当塾の「小学2年生から4年生の国語学習」では、目先のテストの点数を追うような、安易なテクニック指導ではなく、あくまでも子どもたちの頭の中にある「言語の土台」を耕し、豊かなものにすることです。 文章を読んだときに、その情景が頭の中に鮮明に浮かぶか。 言葉の細かいニュアンスの違いに気づくことができるか。 自分の考えを、主語と述語の通った正しい言葉で組み立てられるか。 そうした、一生モノの「本物の国語力」の根っこを、3年間かけてじっくりと、丁寧に、そして確実に育てていきます。   最後に:ご家庭に向けて 「まだ小学2年生だから、塾は早いかしら」 「4年生になってから中学受験塾に行けば間に合うだろう」 そう考えているうちに、子どもたちの貴重な「言語の黄金期」はあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして高学年になり、模試の偏差値を見て愕然とし、入試の1年前に「どうしてうちの子は文章が読めないのだろう」と頭を抱えることになるのです。 入試の1年前になってから、焦って国語の個別指導に駆け込んでも、塾は魔法使いではないため、3ヶ月や半年で読解力を劇的に変えることはできません(もちろん、受験テクニックで数点上げることは可能ですが、それは本質的な学力ではありません)。 子どもが勉強を嫌いにならず、言葉の楽しさを知り、すべての学問の基礎となる強力な武器を手に入れるためには、低学年での学習がベストなのです。 高学年になってから「国語のせいで行きたい学校を諦める」という後悔を、お子様にさせないために。ぜひ、この3年間を当塾に託していただけませんか。 もちろん3年生や4年生からだっていいのです。 言語脳の訓練をできるだけ早いうちからさせてほしいと考えています。 皆様からのお問い合わせを、教室にて心よりお待ちしております。 ⇒「高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害」 ​​​​​​​

高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害

みなさん、こんにちは。修英塾の日進校です。 なんだかショッキングな題名ですみません…。 今回は、日頃から多くのお子様や保護者様と接する中で、特にご相談をいただくことが多い「学年が上がるにつれて生じる勉強の行き詰まり」について、少し深く掘り下げて書いてみたいと思います。 少し長い文章になりますが、お子様のこれからの学習の進め方において、非常に大切なお話になりますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。 このような「学習の悩み」に心当たりはありませんか? 塾を運営していると、学年ごとにさまざまな学習相談が寄せられます。その中でも、特に多くの方が直面されている具体的なお悩みをいくつかご紹介します。 【小学生の保護者様からのご相談】 「公文で高校内容まで先取りして計算をやっていたはずなのに、小学4年生の後半くらいから、算数の文章題になると急に点数が落ち始めてしまって……」 「学校の小テストや単元ごとのカラーテストでは、いつも100点や90点以上を取ってくるのに、塾の公開模試や実力テストになると、見たこともない問題に手が出ず、点数が全く取れなくなってしまいます」 【中学生の保護者様からのご相談】 「中学生になってから、定期テストの前には学校のワークを3回も5回も繰り返し解き直して、暗記できるくらい勉強しているはずなんです。それなのに、模試の初見問題や理数系の応用問題になると、どうしても手も足も出なくなって、偏差値が下がり続けているんです……。勉強時間は増えているはずなのに、どうして結果に結びつかないのでしょうか」 【高校生の保護者様からのご相談】 「理系志望の高校生で、数学や理科の計算自体は得意なのですが、原理原則から応用していくことができず、共通テストの模擬試験になると、初見の問題を見て解き方が思いつかずなんとか思いついたとしても時間の制約で最後まで解ききることができません。」 このようなお悩みは、決して特殊なケースではありません。むしろ、非常に多くのお子様がどこかのタイミングで直面する、普遍的な壁だと言えます。 実は、多くのお子様を見てきて、様々なデータを取ってきた私なりに、確信をもって言えることがあります。 それは、高学年から徐々に成績が下がり始めてしまったり、学年が上がるごとに勉強の手応えを失っていったりするお子様には、ある共通の背景があることが多い、ということです。 それは、「国語力(基礎的な読解力・識字力)の不足」が、他の教科の学習の足を引っ張ってしまっている、という事実です。 「算数や数学、理科の成績が下がっているのに、原因が国語力にあるの?」と、不思議に思われるかもしれませんね。しかし、すべての教科の教科書や問題文は、当然ながら「日本語」で書かれています。 この日本語の土台が揺らいでいると、どれだけ他教科の知識を詰め込もうとしても、どこかで必ず限界がやってきてしまうのです。 実際に、国立情報学研究所教授および一般社団法人教育のための科学研究所代表理事・所長を務める日本の数学者・教育工学者で、人工知能(AI)の技術的限界や、AI時代を生き抜くために必要な「読解力」の研究・啓蒙活動で広く知られている新井紀子氏も同様のことを言っています。 実際に彼女は、真面目で国語以外はとても優秀な中学2年生女生徒の成績データを見て、「この子は中3になって成績が下降しはじめやがて頭打ちになる」という予想を言い、学校の教師は否定したが、1年後本当に成績が急下降し始めたことが新井氏の著書でも紹介されていました。そのような予想をした理由は国語力の不足だったそうです。 実際に小学校、中学校、高校の各段階で、国語力の不足がどのように他の教科へ悪影響を及ぼしていくのか、その具体的なメカニズムを詳しく見ていきましょう。   ① 小学校で起こること:「小5の壁」と公式の丸暗記 まず、小学校高学年で起こる現象についてです。 小学3年生くらいまでは、算数における賢さの基準といえば、「理屈を知らなくてもできる単純計算を、いかに人より速く、正確に解くか」であることがほとんどです。そのため、計算の反復練習をたくさんこなしてきたお子様は、テストで常に高得点を維持することができます。 しかし、小学4年生の後半から5年生にかけて、いわゆる「小5の壁」と呼ばれる大きな転換期がやってきます。 算数では、これまでの単純な数字の計算から、「割合」「速さ」「図形の性質」といった、抽象的な概念を扱う文章題が急激に増えていきます。また、「AだからB」といった単純ではあるものの、論理的に順序立てて考える必要のある問題も出てきます。 この段階に入ったとき、国語力が不足しているお子様の脳内では、以下のような現象が起こり始めます。   問題文や計算式が表している状況を、正しく言語化できず頭の中でイメージできない 文章題を読んだときに、その問題が「全体の中でどの部分を指しているのか」「数量がどのように変化したのか」という状況を、言葉を使って整理し、頭の中で映像や図に置き換えることができません。 問題文の日本語の表面だけをなぞってしまい、状況が全くイメージできないため、「どの数字とどの数字を、どう計算すればいいのか」が分からなくなってしまうのです。   計算を言語化して理解しておらず、応用がきかないことで公式などが丸暗記になってしまう なぜその計算式が成り立つのかという理屈(理由)を、自分の言葉で説明(言語化)して理解していません。そのため、応用がきかなくなり、「はじき(速さ・時間・距離)」や「割合の公式」などを、ただの記号として丸暗記することになってしまいます。 いわゆる、「この問題は、こう解けばいい」の覚え方ですね。 公式を丸暗記しているだけなので、問題のひねりや条件が少し変わっただけで、どの公式を当てはめればいいのかが判断できなくなります。 言語化をして理解をしていないため、AだからB、したがってCのように段階を踏んで応用をすることができないという現象が始まります。複数の条件を組み合わせて論理的に答えを導く問題に出会ったとき、一歩目から思考が停止してしまうのです。この小4、小5のタイミングで「文章題が全く解けない」という形で一気に表面化してくるのです。 それまでの「計算の速さ」というアドバンテージ貯金が底をつき、急に算数が苦手科目に変わってしまうのは、こうした背景があるからなのです。   ② 中学校で起こること:初見問題・理数系での「ワーク暗記」の限界 次に、中学校に進学してから起こる現象についてです。 中学生になると、定期テストの範囲が明確になり、学校から配られるワーク(問題集)の量も増えます。真面目で努力家なお子様ほど、テスト前にはそのワークを3回も5回も繰り返し解き直し、問題と答えを暗記する勢いで猛勉強を重ねます。その結果、学校の定期テスト(ワークと酷似した問題が出やすいテスト)では、ある程度の高得点を維持できることがあります。 しかし、一歩外に出て、実力テストや模擬試験、あるいは高校入試の過去問といった「初見の問題」に対峙したとき、これまでの暗記が通用しなくなります。特に、数学や理科の応用問題、新傾向の思考力を問う問題において解ききれず、偏差値が下がり続けるという事態が発生するのです。 国語力が弱い状態のまま中学校の学習を進めると、以下のような悪循環に陥ります。   日本語の構造や論理関係が掴めていない 中学校の数学や理科では、問題文が数行にわたり、複数の条件や実験のプロセスが複雑に記述されるようになります。国語力(特に主語と述語の関係、修飾語の係り受け、指示語の指す内容、主題の因果関係など)が正確に掴めていないと、問題文を読んでいる途中で「何を前提としていて、何を求められているのか」の迷子になってしまいます。   「解法の暗記」に頼るため、パターンから外れると手も足も出ない ワークを何度も繰り返す勉強法自体は悪くありませんが、国語力が不足している子は、解説に書かれている「論理の筋道」を日本語として深く理解することが苦手です。その結果、解説に書いてある解き方の手順そのものを「パターン」として暗記しようとします。 しかし、模試などの初見問題では、そのパターンをそのまま適用できないように問題が作られています。文章の中から必要な条件を抽出し、自分で論理を組み立て直さなければならないため、問題文の日本語の構造を正しく読み解けないお子様は、解法の引き出しを開けることすらできず、手も足も出なくなってしまうのです。 「勉強時間はこれだけ確保しているのに、模試の偏差値が上がらない」という悩みの本質は、勉強量が足りないのではなく、問題文を正確に読み解くための「読解の土台」が不足していることにあるケースが非常に多いのです。   ③ 高校生で起こること:共通テスト理系科目における「長文化」への敗北 さらに学年が進み、高校生、そして大学受験の段階になると、この国語力の差はよりいっそう残酷な形で現れます。 近年の大学入学共通テストにおける大きなトレンドとして、「全教科にわたる問題文の圧倒的な長文化」が挙げられます。これは国語や英語といった文系科目だけでなく、数学や物理、化学、生物、さらには公共や歴史といったすべての科目に共通する特徴です。 理系を志望し、数学の計算能力や理科の知識体系を十分に持っているはずの高校生であっても、国語力が不足していると、次のような致命的な弊害が起こります。   会話文や資料を組み合わせた複雑な設定を読み解けない 現在の共通テストでは、単に公式を使って計算させる問題はほとんど出題されません。「太郎さんと花子さんの会話」から始まり、複数の実験データやグラフ、対比される複数の仮説テキストを読み込ませた上で、状況を整理して立式させるような問題が主流となっています。 ここで求められるのは、純粋な数学や理科の力というよりも、膨大なテキストから必要な情報を瞬時に仕分け、構造化して理解する「高度な読解力」そのものです。国語力が低いと、問題文の設定を理解するだけで膨大な時間を浪費してしまいます。   そもそも時間内に解ききれない 一問一問をじっくり時間をかければ解ける実力があったとしても、共通テストの限られた制限時間内では、文章を読むスピードと正確性が生死を分けます。一度読んだだけでは頭に入らず、同じ行を何度も読み返してしまったり、条件の読み違い(凡ミスに見える読解ミス)で最初から計算をやり直したりしているうちに、あっという間にタイムアップを迎えてしまいます。 理系だから国語は関係ない、数学ができればいい、というのは今の受験制度においては完全に誤りです。むしろ、高い理系センスを持っている生徒ほど、それを発揮するための「防波堤」であり「前提条件」でもある国語力がないために、入試本番で涙をのむ結果になってしまうのです。 だから国語の力を早くつけることが根本の解決策なのです。 ⇒ブログ「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年からの国語学習コース」のご提案

小学6年生、中学3年生募集停止のお知らせ

こんにちは。 修英塾の日進校です。 いよいよ夏盛りです。清夏に熱帯夜に蝉の夜泣き(?)が始まると、ああ夏だなぁと、清夏以外はひと昔前とはまったく違う現象に季節の移ろいを感じるのもまたあはれなり、と一句詠みたくなる…訳でもなく。 さて、そんな話はどうでもよく…。 今回は、残念ながら満席のお知らせになります。 以前よりお知らせを出しておりましたが、いよいよ小学・中学の受験学年は満席により新規募集停止とさせていただく運びとなりました。 まだまだ助けてほしいというご家庭が多くある中での断腸の思いによる決定です。 何卒ご理解ください。 もちろんご相談などは公式LINEにて承っております。 ぜひご相談ください。

「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年国語学習コース」のご提案

こんにちは。修英塾の日進校です。 当塾には、小学生から大学受験を控えた高校生まで、多くの生徒たちが通っています。 6月くらいから急に増えるのが、受験生になってからの駆け込みのご相談です。「中学受験(あるいは高校・大学受験)まであと1年を切ったのに、国語の成績が全く上がらない」「他教科の勉強は進んでいるのに、現代文のせいで全体の偏差値が伸び悩んでいる」という、切実な危機感を抱いた親御様や生徒さんたちが多くやってこられます。 実はここで多くの方が同じことを言われます。 「そろそろ国語をやらないといけないから。」 ……。 ええ?受験まであと半年しかないですが…。 ということで、どうやって国語を上げていくかの説明から始め、残念ながら 「国語の読解力は、受験直前の1年で急激に伸ばすことが最も難しい科目である」という説明をしなくてはなりません。当然ショックを受けられる方もおられます。 この時間が結構つらい…。 国語は、すべての学問の土台となる「言語力」そのものです。一朝一夕の一問一答や、直前の詰め込み、テクニックの暗記だけで太刀打ちできるものではありません。 実際に、一般的な指導の流れを説明すると ①現在の国語力によりますが、2学年下の文章で読み方の練習をする。 ②同時に語彙力を身に付けていく。これがないと、国語力が積み上がりません。 ③読み方を覚えてある程度表層的に理解ができるようになる。 ④対比や因果関係(AだからB)などを読み解く練習をする。 ⑤ある程度レベルが上がったら文章の学年レベルを1つ上げて同じことを繰り返す。 いかがでしょうか。受験学年半ばになって簡単に解決できる問題ではないことがよく分かると思います。国語は、とっても時間がかかる教科なんです。 だからこそ当塾では、入試直前に慌てることのないよう、早い段階から確固たる国語の基礎を築くための「小学2年生から小学4年生までの3年間を国語力を育てる期間にする低学年国語学習コース」を新たに新設いたしました。 なぜ、まだ受験まで何年も時間がある低学年の時期からの国語学習がこれほどまでに重要なのか。その理由を、昨今の受験事情や具体的なデータを交えながら詳しくお話しします。   ① 低学年からの国語学習がいかに大切か 多くの方が「国語は日本語だから、普通に暮らしていれば自然とできるようになる」「本格的な対策は高学年になって塾の模試が始まってからでいい」と考えがちです。しかし、これは大きな誤解です。低学年からの国語の学習は、子どもの将来の学力を決定づけるほど極めて重要です。 脳の発達と「言語の器」 人間の脳は、10歳前後(小学4年生頃)までに言語を司る領域が大きく発達し、思考の癖や言語の受容能力(=言語の器)のベースがほぼ完成すると言われています。 通常、論理的な話が理解できなかったり、話すことができなかったりする、いわゆる国語が苦手な子と言われる子どもの頭の中はどうなっているのかと言うと、言葉が無秩序に広がりまったく整理されていない混沌とした状態になっています。 現代文のカリスマと言われる出口汪氏は、この状態を「カオス」と呼んでいます。 「カオス」の状態では、物事の秩序だった理解ができません。 また、その状態で慣れてしまう(固定されてしまう)ため、論理を教えても理解ができないのです。 ですから、国語ができる、というのはこの「カオス」の状態を解消することが先決です。 この言語の器が小さいまま高学年になると、難解な文章を理解する素地がないため、一定以上の難易度の文章に対し理解ができないまま学年が上がっていくことになるのです。 低学年の3年間という時間は、まさにこの「言語の器」を限界まで大きく広げるための、人生で一度きりの黄金期なのです。   ② 意識が高い家庭が、算数の計算よりも「幼少期の国語力」を重視する理由 教育熱心なご家庭や、長期的な視点で子どもの学力を伸ばしているご家庭ほど、実は幼児期から低学年にかけて「算数の先取り計算」よりも「国語力の向上」に圧倒的な力を注いでいます。これには明確な理由があります。 計算力は「後からでも追いつける」 もちろん、算数の計算力が不要なわけではありません。しかし、計算は「ルール(アルゴリズム)の習得と反復練習」によって、ある程度の年齢になれば短期間で爆発的に習得することが可能です。小学1年生が1年かけてやる計算を、高学年の子がやれば数週間で理解できることも珍しくありません。 国語力は「一気に身に付かない」 一方で、先ほども言ったように、語彙力、行間を読む想像力、論理的な思考力といった「国語力」は、一朝一夕の反復練習では身につきません。日々の読書、親子の会話、言葉への興味の積み重ねといった「時間の洗礼」を経て、ゆっくりと細胞に染み込むように育つものです。 「算数が得意な子」の正体は、国語力が高い子 「うちの子は算数が得意だから、国語は後回しでいい」とおっしゃる保護者の方がいます。しかし、ハイレベルな算数や数学の問題に挑戦するとき、本当に必要なのは計算力ではなく「読解力」です。 正しく言えば、「原理原則を正しい方向に論理で発展させる言語能力」です。 算数や数学、物理化学の応用というのは、因数分解していけば必ず原理原則にたどり着きます。 つまり原理原則を論理的に理解して飛躍させられることが応用問題を解く唯一の方法と言っても過言ではないでしょう。 だからこそ意識の高いご家庭は、「国語力こそがすべての教科のインフラ(基盤)である」ことを知っています。国語というインフラが未整備のまま、その上に算数や理科という建物を建てようとしても、土台が脆いために高層建築(難関校対策)には耐えられず、途中で崩壊してしまうのです。   ③ 学年が上がると、国語力(特に読解力)不足でなぜ苦労するのか では、国語の基礎がないまま学年が上がると、具体的にどのような問題が生じるのでしょうか。 全教科の文章題が「読めない」という悲劇 近年、日本の入試制度は大きく変化しています。中学入試、高校入試、そして大学入学共通テストに至るまで、共通しているトレンドは「問題文の長文化」と「思考力・表現力の重視」です。 算数・数学の例: かつての算数の入試問題は、シンプルな数式や図形が中心でした。しかし現在は、数ページにわたる会話文や、実験データ、日常生活の課題を解決するシチュエーションが長文で提示され、「何を求めるべきか」を自分で読み解かなければならない問題が多くなっています。計算力は完璧なのに、「問題文の意味が分からないから、立式ができない」という理由で 理科・社会の例: ただの暗記知識を問う問題は減り、初見の文献やグラフ、複数の資料を読み合わせ、設問の意図に沿って記述させる問題が増えています。これは知識の試験ではなく、もはや「国語の読解記述試験」そのものです。 【データが示す現実】読解力と全教科の相関関係 ここで、世界的な学習到達度調査(PISA)や、国内の大規模な学力調査のデータに目を向けてみましょう。 さまざまな教育研究において、「小学校低学年・中学年時の国語の読解力テストの点数と、中学生・高校生になったときの英語や数学(算数)の成績には、非常に強い正の相関関係がある」ことが証明されています。 つまり、国語ができる子は高学年以降に他教科も自然と伸びるのに対し、国語ができない子は、いくら他教科の塾に通わせても成績が頭打ちになるというデータがはっきりと出ているのです。 恐ろしいですね…。 受験生(高校生・現代文)が陥る「精神年齢の壁」 高校生になって現代文の成績に悩む生徒たちを見てみると、さらに根深い問題に直面しています。 大学入試の現代文で出題されるのは、「他者論」「身体論」「近代批判」「AIと人間」といった、抽象度の高い哲学・論理文章です。 これらを読み解くには、単に文字が読めるだけでなく、精神的な成熟や、言葉を通じて社会の仕組みを理解している必要があります。低学年の頃から言葉に触れ、思考を深める習慣がなかった生徒は、高校生になってどれだけ現代文の解法テクニックを学んでも、そもそも本文が扱っている「概念」そのものが理解できず、完全に置いていかれてしまいます。 具体的な指導内容は書きません 当塾の「小学2年生から4年生の国語学習」では、目先のテストの点数を追うような、安易なテクニック指導ではなく、あくまでも子どもたちの頭の中にある「言語の土台」を耕し、豊かなものにすることです。 文章を読んだときに、その情景が頭の中に鮮明に浮かぶか。 言葉の細かいニュアンスの違いに気づくことができるか。 自分の考えを、主語と述語の通った正しい言葉で組み立てられるか。 そうした、一生モノの「本物の国語力」の根っこを、3年間かけてじっくりと、丁寧に、そして確実に育てていきます。   最後に:ご家庭に向けて 「まだ小学2年生だから、塾は早いかしら」 「4年生になってから中学受験塾に行けば間に合うだろう」 そう考えているうちに、子どもたちの貴重な「言語の黄金期」はあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして高学年になり、模試の偏差値を見て愕然とし、入試の1年前に「どうしてうちの子は文章が読めないのだろう」と頭を抱えることになるのです。 入試の1年前になってから、焦って国語の個別指導に駆け込んでも、塾は魔法使いではないため、3ヶ月や半年で読解力を劇的に変えることはできません(もちろん、受験テクニックで数点上げることは可能ですが、それは本質的な学力ではありません)。 子どもが勉強を嫌いにならず、言葉の楽しさを知り、すべての学問の基礎となる強力な武器を手に入れるためには、低学年での学習がベストなのです。 高学年になってから「国語のせいで行きたい学校を諦める」という後悔を、お子様にさせないために。ぜひ、この3年間を当塾に託していただけませんか。 もちろん3年生や4年生からだっていいのです。 言語脳の訓練をできるだけ早いうちからさせてほしいと考えています。 皆様からのお問い合わせを、教室にて心よりお待ちしております。 ⇒「高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害」 ​​​​​​​

高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害

みなさん、こんにちは。修英塾の日進校です。 なんだかショッキングな題名ですみません…。 今回は、日頃から多くのお子様や保護者様と接する中で、特にご相談をいただくことが多い「学年が上がるにつれて生じる勉強の行き詰まり」について、少し深く掘り下げて書いてみたいと思います。 少し長い文章になりますが、お子様のこれからの学習の進め方において、非常に大切なお話になりますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。 このような「学習の悩み」に心当たりはありませんか? 塾を運営していると、学年ごとにさまざまな学習相談が寄せられます。その中でも、特に多くの方が直面されている具体的なお悩みをいくつかご紹介します。 【小学生の保護者様からのご相談】 「公文で高校内容まで先取りして計算をやっていたはずなのに、小学4年生の後半くらいから、算数の文章題になると急に点数が落ち始めてしまって……」 「学校の小テストや単元ごとのカラーテストでは、いつも100点や90点以上を取ってくるのに、塾の公開模試や実力テストになると、見たこともない問題に手が出ず、点数が全く取れなくなってしまいます」 【中学生の保護者様からのご相談】 「中学生になってから、定期テストの前には学校のワークを3回も5回も繰り返し解き直して、暗記できるくらい勉強しているはずなんです。それなのに、模試の初見問題や理数系の応用問題になると、どうしても手も足も出なくなって、偏差値が下がり続けているんです……。勉強時間は増えているはずなのに、どうして結果に結びつかないのでしょうか」 【高校生の保護者様からのご相談】 「理系志望の高校生で、数学や理科の計算自体は得意なのですが、原理原則から応用していくことができず、共通テストの模擬試験になると、初見の問題を見て解き方が思いつかずなんとか思いついたとしても時間の制約で最後まで解ききることができません。」 このようなお悩みは、決して特殊なケースではありません。むしろ、非常に多くのお子様がどこかのタイミングで直面する、普遍的な壁だと言えます。 実は、多くのお子様を見てきて、様々なデータを取ってきた私なりに、確信をもって言えることがあります。 それは、高学年から徐々に成績が下がり始めてしまったり、学年が上がるごとに勉強の手応えを失っていったりするお子様には、ある共通の背景があることが多い、ということです。 それは、「国語力(基礎的な読解力・識字力)の不足」が、他の教科の学習の足を引っ張ってしまっている、という事実です。 「算数や数学、理科の成績が下がっているのに、原因が国語力にあるの?」と、不思議に思われるかもしれませんね。しかし、すべての教科の教科書や問題文は、当然ながら「日本語」で書かれています。 この日本語の土台が揺らいでいると、どれだけ他教科の知識を詰め込もうとしても、どこかで必ず限界がやってきてしまうのです。 実際に、国立情報学研究所教授および一般社団法人教育のための科学研究所代表理事・所長を務める日本の数学者・教育工学者で、人工知能(AI)の技術的限界や、AI時代を生き抜くために必要な「読解力」の研究・啓蒙活動で広く知られている新井紀子氏も同様のことを言っています。 実際に彼女は、真面目で国語以外はとても優秀な中学2年生女生徒の成績データを見て、「この子は中3になって成績が下降しはじめやがて頭打ちになる」という予想を言い、学校の教師は否定したが、1年後本当に成績が急下降し始めたことが新井氏の著書でも紹介されていました。そのような予想をした理由は国語力の不足だったそうです。 実際に小学校、中学校、高校の各段階で、国語力の不足がどのように他の教科へ悪影響を及ぼしていくのか、その具体的なメカニズムを詳しく見ていきましょう。   ① 小学校で起こること:「小5の壁」と公式の丸暗記 まず、小学校高学年で起こる現象についてです。 小学3年生くらいまでは、算数における賢さの基準といえば、「理屈を知らなくてもできる単純計算を、いかに人より速く、正確に解くか」であることがほとんどです。そのため、計算の反復練習をたくさんこなしてきたお子様は、テストで常に高得点を維持することができます。 しかし、小学4年生の後半から5年生にかけて、いわゆる「小5の壁」と呼ばれる大きな転換期がやってきます。 算数では、これまでの単純な数字の計算から、「割合」「速さ」「図形の性質」といった、抽象的な概念を扱う文章題が急激に増えていきます。また、「AだからB」といった単純ではあるものの、論理的に順序立てて考える必要のある問題も出てきます。 この段階に入ったとき、国語力が不足しているお子様の脳内では、以下のような現象が起こり始めます。   問題文や計算式が表している状況を、正しく言語化できず頭の中でイメージできない 文章題を読んだときに、その問題が「全体の中でどの部分を指しているのか」「数量がどのように変化したのか」という状況を、言葉を使って整理し、頭の中で映像や図に置き換えることができません。 問題文の日本語の表面だけをなぞってしまい、状況が全くイメージできないため、「どの数字とどの数字を、どう計算すればいいのか」が分からなくなってしまうのです。   計算を言語化して理解しておらず、応用がきかないことで公式などが丸暗記になってしまう なぜその計算式が成り立つのかという理屈(理由)を、自分の言葉で説明(言語化)して理解していません。そのため、応用がきかなくなり、「はじき(速さ・時間・距離)」や「割合の公式」などを、ただの記号として丸暗記することになってしまいます。 いわゆる、「この問題は、こう解けばいい」の覚え方ですね。 公式を丸暗記しているだけなので、問題のひねりや条件が少し変わっただけで、どの公式を当てはめればいいのかが判断できなくなります。 言語化をして理解をしていないため、AだからB、したがってCのように段階を踏んで応用をすることができないという現象が始まります。複数の条件を組み合わせて論理的に答えを導く問題に出会ったとき、一歩目から思考が停止してしまうのです。この小4、小5のタイミングで「文章題が全く解けない」という形で一気に表面化してくるのです。 それまでの「計算の速さ」というアドバンテージ貯金が底をつき、急に算数が苦手科目に変わってしまうのは、こうした背景があるからなのです。   ② 中学校で起こること:初見問題・理数系での「ワーク暗記」の限界 次に、中学校に進学してから起こる現象についてです。 中学生になると、定期テストの範囲が明確になり、学校から配られるワーク(問題集)の量も増えます。真面目で努力家なお子様ほど、テスト前にはそのワークを3回も5回も繰り返し解き直し、問題と答えを暗記する勢いで猛勉強を重ねます。その結果、学校の定期テスト(ワークと酷似した問題が出やすいテスト)では、ある程度の高得点を維持できることがあります。 しかし、一歩外に出て、実力テストや模擬試験、あるいは高校入試の過去問といった「初見の問題」に対峙したとき、これまでの暗記が通用しなくなります。特に、数学や理科の応用問題、新傾向の思考力を問う問題において解ききれず、偏差値が下がり続けるという事態が発生するのです。 国語力が弱い状態のまま中学校の学習を進めると、以下のような悪循環に陥ります。   日本語の構造や論理関係が掴めていない 中学校の数学や理科では、問題文が数行にわたり、複数の条件や実験のプロセスが複雑に記述されるようになります。国語力(特に主語と述語の関係、修飾語の係り受け、指示語の指す内容、主題の因果関係など)が正確に掴めていないと、問題文を読んでいる途中で「何を前提としていて、何を求められているのか」の迷子になってしまいます。   「解法の暗記」に頼るため、パターンから外れると手も足も出ない ワークを何度も繰り返す勉強法自体は悪くありませんが、国語力が不足している子は、解説に書かれている「論理の筋道」を日本語として深く理解することが苦手です。その結果、解説に書いてある解き方の手順そのものを「パターン」として暗記しようとします。 しかし、模試などの初見問題では、そのパターンをそのまま適用できないように問題が作られています。文章の中から必要な条件を抽出し、自分で論理を組み立て直さなければならないため、問題文の日本語の構造を正しく読み解けないお子様は、解法の引き出しを開けることすらできず、手も足も出なくなってしまうのです。 「勉強時間はこれだけ確保しているのに、模試の偏差値が上がらない」という悩みの本質は、勉強量が足りないのではなく、問題文を正確に読み解くための「読解の土台」が不足していることにあるケースが非常に多いのです。   ③ 高校生で起こること:共通テスト理系科目における「長文化」への敗北 さらに学年が進み、高校生、そして大学受験の段階になると、この国語力の差はよりいっそう残酷な形で現れます。 近年の大学入学共通テストにおける大きなトレンドとして、「全教科にわたる問題文の圧倒的な長文化」が挙げられます。これは国語や英語といった文系科目だけでなく、数学や物理、化学、生物、さらには公共や歴史といったすべての科目に共通する特徴です。 理系を志望し、数学の計算能力や理科の知識体系を十分に持っているはずの高校生であっても、国語力が不足していると、次のような致命的な弊害が起こります。   会話文や資料を組み合わせた複雑な設定を読み解けない 現在の共通テストでは、単に公式を使って計算させる問題はほとんど出題されません。「太郎さんと花子さんの会話」から始まり、複数の実験データやグラフ、対比される複数の仮説テキストを読み込ませた上で、状況を整理して立式させるような問題が主流となっています。 ここで求められるのは、純粋な数学や理科の力というよりも、膨大なテキストから必要な情報を瞬時に仕分け、構造化して理解する「高度な読解力」そのものです。国語力が低いと、問題文の設定を理解するだけで膨大な時間を浪費してしまいます。   そもそも時間内に解ききれない 一問一問をじっくり時間をかければ解ける実力があったとしても、共通テストの限られた制限時間内では、文章を読むスピードと正確性が生死を分けます。一度読んだだけでは頭に入らず、同じ行を何度も読み返してしまったり、条件の読み違い(凡ミスに見える読解ミス)で最初から計算をやり直したりしているうちに、あっという間にタイムアップを迎えてしまいます。 理系だから国語は関係ない、数学ができればいい、というのは今の受験制度においては完全に誤りです。むしろ、高い理系センスを持っている生徒ほど、それを発揮するための「防波堤」であり「前提条件」でもある国語力がないために、入試本番で涙をのむ結果になってしまうのです。 だから国語の力を早くつけることが根本の解決策なのです。 ⇒ブログ「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年からの国語学習コース」のご提案

小学6年生、中学3年生募集停止のお知らせ

こんにちは。 修英塾の日進校です。 いよいよ夏盛りです。清夏に熱帯夜に蝉の夜泣き(?)が始まると、ああ夏だなぁと、清夏以外はひと昔前とはまったく違う現象に季節の移ろいを感じるのもまたあはれなり、と一句詠みたくなる…訳でもなく。 さて、そんな話はどうでもよく…。 今回は、残念ながら満席のお知らせになります。 以前よりお知らせを出しておりましたが、いよいよ小学・中学の受験学年は満席により新規募集停止とさせていただく運びとなりました。 まだまだ助けてほしいというご家庭が多くある中での断腸の思いによる決定です。 何卒ご理解ください。 もちろんご相談などは公式LINEにて承っております。 ぜひご相談ください。

「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年国語学習コース」のご提案

こんにちは。修英塾の日進校です。 当塾には、小学生から大学受験を控えた高校生まで、多くの生徒たちが通っています。 6月くらいから急に増えるのが、受験生になってからの駆け込みのご相談です。「中学受験(あるいは高校・大学受験)まであと1年を切ったのに、国語の成績が全く上がらない」「他教科の勉強は進んでいるのに、現代文のせいで全体の偏差値が伸び悩んでいる」という、切実な危機感を抱いた親御様や生徒さんたちが多くやってこられます。 実はここで多くの方が同じことを言われます。 「そろそろ国語をやらないといけないから。」 ……。 ええ?受験まであと半年しかないですが…。 ということで、どうやって国語を上げていくかの説明から始め、残念ながら 「国語の読解力は、受験直前の1年で急激に伸ばすことが最も難しい科目である」という説明をしなくてはなりません。当然ショックを受けられる方もおられます。 この時間が結構つらい…。 国語は、すべての学問の土台となる「言語力」そのものです。一朝一夕の一問一答や、直前の詰め込み、テクニックの暗記だけで太刀打ちできるものではありません。 実際に、一般的な指導の流れを説明すると ①現在の国語力によりますが、2学年下の文章で読み方の練習をする。 ②同時に語彙力を身に付けていく。これがないと、国語力が積み上がりません。 ③読み方を覚えてある程度表層的に理解ができるようになる。 ④対比や因果関係(AだからB)などを読み解く練習をする。 ⑤ある程度レベルが上がったら文章の学年レベルを1つ上げて同じことを繰り返す。 いかがでしょうか。受験学年半ばになって簡単に解決できる問題ではないことがよく分かると思います。国語は、とっても時間がかかる教科なんです。 だからこそ当塾では、入試直前に慌てることのないよう、早い段階から確固たる国語の基礎を築くための「小学2年生から小学4年生までの3年間を国語力を育てる期間にする低学年国語学習コース」を新たに新設いたしました。 なぜ、まだ受験まで何年も時間がある低学年の時期からの国語学習がこれほどまでに重要なのか。その理由を、昨今の受験事情や具体的なデータを交えながら詳しくお話しします。   ① 低学年からの国語学習がいかに大切か 多くの方が「国語は日本語だから、普通に暮らしていれば自然とできるようになる」「本格的な対策は高学年になって塾の模試が始まってからでいい」と考えがちです。しかし、これは大きな誤解です。低学年からの国語の学習は、子どもの将来の学力を決定づけるほど極めて重要です。 脳の発達と「言語の器」 人間の脳は、10歳前後(小学4年生頃)までに言語を司る領域が大きく発達し、思考の癖や言語の受容能力(=言語の器)のベースがほぼ完成すると言われています。 通常、論理的な話が理解できなかったり、話すことができなかったりする、いわゆる国語が苦手な子と言われる子どもの頭の中はどうなっているのかと言うと、言葉が無秩序に広がりまったく整理されていない混沌とした状態になっています。 現代文のカリスマと言われる出口汪氏は、この状態を「カオス」と呼んでいます。 「カオス」の状態では、物事の秩序だった理解ができません。 また、その状態で慣れてしまう(固定されてしまう)ため、論理を教えても理解ができないのです。 ですから、国語ができる、というのはこの「カオス」の状態を解消することが先決です。 この言語の器が小さいまま高学年になると、難解な文章を理解する素地がないため、一定以上の難易度の文章に対し理解ができないまま学年が上がっていくことになるのです。 低学年の3年間という時間は、まさにこの「言語の器」を限界まで大きく広げるための、人生で一度きりの黄金期なのです。   ② 意識が高い家庭が、算数の計算よりも「幼少期の国語力」を重視する理由 教育熱心なご家庭や、長期的な視点で子どもの学力を伸ばしているご家庭ほど、実は幼児期から低学年にかけて「算数の先取り計算」よりも「国語力の向上」に圧倒的な力を注いでいます。これには明確な理由があります。 計算力は「後からでも追いつける」 もちろん、算数の計算力が不要なわけではありません。しかし、計算は「ルール(アルゴリズム)の習得と反復練習」によって、ある程度の年齢になれば短期間で爆発的に習得することが可能です。小学1年生が1年かけてやる計算を、高学年の子がやれば数週間で理解できることも珍しくありません。 国語力は「一気に身に付かない」 一方で、先ほども言ったように、語彙力、行間を読む想像力、論理的な思考力といった「国語力」は、一朝一夕の反復練習では身につきません。日々の読書、親子の会話、言葉への興味の積み重ねといった「時間の洗礼」を経て、ゆっくりと細胞に染み込むように育つものです。 「算数が得意な子」の正体は、国語力が高い子 「うちの子は算数が得意だから、国語は後回しでいい」とおっしゃる保護者の方がいます。しかし、ハイレベルな算数や数学の問題に挑戦するとき、本当に必要なのは計算力ではなく「読解力」です。 正しく言えば、「原理原則を正しい方向に論理で発展させる言語能力」です。 算数や数学、物理化学の応用というのは、因数分解していけば必ず原理原則にたどり着きます。 つまり原理原則を論理的に理解して飛躍させられることが応用問題を解く唯一の方法と言っても過言ではないでしょう。 だからこそ意識の高いご家庭は、「国語力こそがすべての教科のインフラ(基盤)である」ことを知っています。国語というインフラが未整備のまま、その上に算数や理科という建物を建てようとしても、土台が脆いために高層建築(難関校対策)には耐えられず、途中で崩壊してしまうのです。   ③ 学年が上がると、国語力(特に読解力)不足でなぜ苦労するのか では、国語の基礎がないまま学年が上がると、具体的にどのような問題が生じるのでしょうか。 全教科の文章題が「読めない」という悲劇 近年、日本の入試制度は大きく変化しています。中学入試、高校入試、そして大学入学共通テストに至るまで、共通しているトレンドは「問題文の長文化」と「思考力・表現力の重視」です。 算数・数学の例: かつての算数の入試問題は、シンプルな数式や図形が中心でした。しかし現在は、数ページにわたる会話文や、実験データ、日常生活の課題を解決するシチュエーションが長文で提示され、「何を求めるべきか」を自分で読み解かなければならない問題が多くなっています。計算力は完璧なのに、「問題文の意味が分からないから、立式ができない」という理由で 理科・社会の例: ただの暗記知識を問う問題は減り、初見の文献やグラフ、複数の資料を読み合わせ、設問の意図に沿って記述させる問題が増えています。これは知識の試験ではなく、もはや「国語の読解記述試験」そのものです。 【データが示す現実】読解力と全教科の相関関係 ここで、世界的な学習到達度調査(PISA)や、国内の大規模な学力調査のデータに目を向けてみましょう。 さまざまな教育研究において、「小学校低学年・中学年時の国語の読解力テストの点数と、中学生・高校生になったときの英語や数学(算数)の成績には、非常に強い正の相関関係がある」ことが証明されています。 つまり、国語ができる子は高学年以降に他教科も自然と伸びるのに対し、国語ができない子は、いくら他教科の塾に通わせても成績が頭打ちになるというデータがはっきりと出ているのです。 恐ろしいですね…。 受験生(高校生・現代文)が陥る「精神年齢の壁」 高校生になって現代文の成績に悩む生徒たちを見てみると、さらに根深い問題に直面しています。 大学入試の現代文で出題されるのは、「他者論」「身体論」「近代批判」「AIと人間」といった、抽象度の高い哲学・論理文章です。 これらを読み解くには、単に文字が読めるだけでなく、精神的な成熟や、言葉を通じて社会の仕組みを理解している必要があります。低学年の頃から言葉に触れ、思考を深める習慣がなかった生徒は、高校生になってどれだけ現代文の解法テクニックを学んでも、そもそも本文が扱っている「概念」そのものが理解できず、完全に置いていかれてしまいます。 具体的な指導内容は書きません 当塾の「小学2年生から4年生の国語学習」では、目先のテストの点数を追うような、安易なテクニック指導ではなく、あくまでも子どもたちの頭の中にある「言語の土台」を耕し、豊かなものにすることです。 文章を読んだときに、その情景が頭の中に鮮明に浮かぶか。 言葉の細かいニュアンスの違いに気づくことができるか。 自分の考えを、主語と述語の通った正しい言葉で組み立てられるか。 そうした、一生モノの「本物の国語力」の根っこを、3年間かけてじっくりと、丁寧に、そして確実に育てていきます。   最後に:ご家庭に向けて 「まだ小学2年生だから、塾は早いかしら」 「4年生になってから中学受験塾に行けば間に合うだろう」 そう考えているうちに、子どもたちの貴重な「言語の黄金期」はあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして高学年になり、模試の偏差値を見て愕然とし、入試の1年前に「どうしてうちの子は文章が読めないのだろう」と頭を抱えることになるのです。 入試の1年前になってから、焦って国語の個別指導に駆け込んでも、塾は魔法使いではないため、3ヶ月や半年で読解力を劇的に変えることはできません(もちろん、受験テクニックで数点上げることは可能ですが、それは本質的な学力ではありません)。 子どもが勉強を嫌いにならず、言葉の楽しさを知り、すべての学問の基礎となる強力な武器を手に入れるためには、低学年での学習がベストなのです。 高学年になってから「国語のせいで行きたい学校を諦める」という後悔を、お子様にさせないために。ぜひ、この3年間を当塾に託していただけませんか。 もちろん3年生や4年生からだっていいのです。 言語脳の訓練をできるだけ早いうちからさせてほしいと考えています。 皆様からのお問い合わせを、教室にて心よりお待ちしております。 ⇒「高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害」 ​​​​​​​

高学年から成績が下がり始める?国語力が弱いと起こるさまざまな弊害

みなさん、こんにちは。修英塾の日進校です。 なんだかショッキングな題名ですみません…。 今回は、日頃から多くのお子様や保護者様と接する中で、特にご相談をいただくことが多い「学年が上がるにつれて生じる勉強の行き詰まり」について、少し深く掘り下げて書いてみたいと思います。 少し長い文章になりますが、お子様のこれからの学習の進め方において、非常に大切なお話になりますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。 このような「学習の悩み」に心当たりはありませんか? 塾を運営していると、学年ごとにさまざまな学習相談が寄せられます。その中でも、特に多くの方が直面されている具体的なお悩みをいくつかご紹介します。 【小学生の保護者様からのご相談】 「公文で高校内容まで先取りして計算をやっていたはずなのに、小学4年生の後半くらいから、算数の文章題になると急に点数が落ち始めてしまって……」 「学校の小テストや単元ごとのカラーテストでは、いつも100点や90点以上を取ってくるのに、塾の公開模試や実力テストになると、見たこともない問題に手が出ず、点数が全く取れなくなってしまいます」 【中学生の保護者様からのご相談】 「中学生になってから、定期テストの前には学校のワークを3回も5回も繰り返し解き直して、暗記できるくらい勉強しているはずなんです。それなのに、模試の初見問題や理数系の応用問題になると、どうしても手も足も出なくなって、偏差値が下がり続けているんです……。勉強時間は増えているはずなのに、どうして結果に結びつかないのでしょうか」 【高校生の保護者様からのご相談】 「理系志望の高校生で、数学や理科の計算自体は得意なのですが、原理原則から応用していくことができず、共通テストの模擬試験になると、初見の問題を見て解き方が思いつかずなんとか思いついたとしても時間の制約で最後まで解ききることができません。」 このようなお悩みは、決して特殊なケースではありません。むしろ、非常に多くのお子様がどこかのタイミングで直面する、普遍的な壁だと言えます。 実は、多くのお子様を見てきて、様々なデータを取ってきた私なりに、確信をもって言えることがあります。 それは、高学年から徐々に成績が下がり始めてしまったり、学年が上がるごとに勉強の手応えを失っていったりするお子様には、ある共通の背景があることが多い、ということです。 それは、「国語力(基礎的な読解力・識字力)の不足」が、他の教科の学習の足を引っ張ってしまっている、という事実です。 「算数や数学、理科の成績が下がっているのに、原因が国語力にあるの?」と、不思議に思われるかもしれませんね。しかし、すべての教科の教科書や問題文は、当然ながら「日本語」で書かれています。 この日本語の土台が揺らいでいると、どれだけ他教科の知識を詰め込もうとしても、どこかで必ず限界がやってきてしまうのです。 実際に、国立情報学研究所教授および一般社団法人教育のための科学研究所代表理事・所長を務める日本の数学者・教育工学者で、人工知能(AI)の技術的限界や、AI時代を生き抜くために必要な「読解力」の研究・啓蒙活動で広く知られている新井紀子氏も同様のことを言っています。 実際に彼女は、真面目で国語以外はとても優秀な中学2年生女生徒の成績データを見て、「この子は中3になって成績が下降しはじめやがて頭打ちになる」という予想を言い、学校の教師は否定したが、1年後本当に成績が急下降し始めたことが新井氏の著書でも紹介されていました。そのような予想をした理由は国語力の不足だったそうです。 実際に小学校、中学校、高校の各段階で、国語力の不足がどのように他の教科へ悪影響を及ぼしていくのか、その具体的なメカニズムを詳しく見ていきましょう。   ① 小学校で起こること:「小5の壁」と公式の丸暗記 まず、小学校高学年で起こる現象についてです。 小学3年生くらいまでは、算数における賢さの基準といえば、「理屈を知らなくてもできる単純計算を、いかに人より速く、正確に解くか」であることがほとんどです。そのため、計算の反復練習をたくさんこなしてきたお子様は、テストで常に高得点を維持することができます。 しかし、小学4年生の後半から5年生にかけて、いわゆる「小5の壁」と呼ばれる大きな転換期がやってきます。 算数では、これまでの単純な数字の計算から、「割合」「速さ」「図形の性質」といった、抽象的な概念を扱う文章題が急激に増えていきます。また、「AだからB」といった単純ではあるものの、論理的に順序立てて考える必要のある問題も出てきます。 この段階に入ったとき、国語力が不足しているお子様の脳内では、以下のような現象が起こり始めます。   問題文や計算式が表している状況を、正しく言語化できず頭の中でイメージできない 文章題を読んだときに、その問題が「全体の中でどの部分を指しているのか」「数量がどのように変化したのか」という状況を、言葉を使って整理し、頭の中で映像や図に置き換えることができません。 問題文の日本語の表面だけをなぞってしまい、状況が全くイメージできないため、「どの数字とどの数字を、どう計算すればいいのか」が分からなくなってしまうのです。   計算を言語化して理解しておらず、応用がきかないことで公式などが丸暗記になってしまう なぜその計算式が成り立つのかという理屈(理由)を、自分の言葉で説明(言語化)して理解していません。そのため、応用がきかなくなり、「はじき(速さ・時間・距離)」や「割合の公式」などを、ただの記号として丸暗記することになってしまいます。 いわゆる、「この問題は、こう解けばいい」の覚え方ですね。 公式を丸暗記しているだけなので、問題のひねりや条件が少し変わっただけで、どの公式を当てはめればいいのかが判断できなくなります。 言語化をして理解をしていないため、AだからB、したがってCのように段階を踏んで応用をすることができないという現象が始まります。複数の条件を組み合わせて論理的に答えを導く問題に出会ったとき、一歩目から思考が停止してしまうのです。この小4、小5のタイミングで「文章題が全く解けない」という形で一気に表面化してくるのです。 それまでの「計算の速さ」というアドバンテージ貯金が底をつき、急に算数が苦手科目に変わってしまうのは、こうした背景があるからなのです。   ② 中学校で起こること:初見問題・理数系での「ワーク暗記」の限界 次に、中学校に進学してから起こる現象についてです。 中学生になると、定期テストの範囲が明確になり、学校から配られるワーク(問題集)の量も増えます。真面目で努力家なお子様ほど、テスト前にはそのワークを3回も5回も繰り返し解き直し、問題と答えを暗記する勢いで猛勉強を重ねます。その結果、学校の定期テスト(ワークと酷似した問題が出やすいテスト)では、ある程度の高得点を維持できることがあります。 しかし、一歩外に出て、実力テストや模擬試験、あるいは高校入試の過去問といった「初見の問題」に対峙したとき、これまでの暗記が通用しなくなります。特に、数学や理科の応用問題、新傾向の思考力を問う問題において解ききれず、偏差値が下がり続けるという事態が発生するのです。 国語力が弱い状態のまま中学校の学習を進めると、以下のような悪循環に陥ります。   日本語の構造や論理関係が掴めていない 中学校の数学や理科では、問題文が数行にわたり、複数の条件や実験のプロセスが複雑に記述されるようになります。国語力(特に主語と述語の関係、修飾語の係り受け、指示語の指す内容、主題の因果関係など)が正確に掴めていないと、問題文を読んでいる途中で「何を前提としていて、何を求められているのか」の迷子になってしまいます。   「解法の暗記」に頼るため、パターンから外れると手も足も出ない ワークを何度も繰り返す勉強法自体は悪くありませんが、国語力が不足している子は、解説に書かれている「論理の筋道」を日本語として深く理解することが苦手です。その結果、解説に書いてある解き方の手順そのものを「パターン」として暗記しようとします。 しかし、模試などの初見問題では、そのパターンをそのまま適用できないように問題が作られています。文章の中から必要な条件を抽出し、自分で論理を組み立て直さなければならないため、問題文の日本語の構造を正しく読み解けないお子様は、解法の引き出しを開けることすらできず、手も足も出なくなってしまうのです。 「勉強時間はこれだけ確保しているのに、模試の偏差値が上がらない」という悩みの本質は、勉強量が足りないのではなく、問題文を正確に読み解くための「読解の土台」が不足していることにあるケースが非常に多いのです。   ③ 高校生で起こること:共通テスト理系科目における「長文化」への敗北 さらに学年が進み、高校生、そして大学受験の段階になると、この国語力の差はよりいっそう残酷な形で現れます。 近年の大学入学共通テストにおける大きなトレンドとして、「全教科にわたる問題文の圧倒的な長文化」が挙げられます。これは国語や英語といった文系科目だけでなく、数学や物理、化学、生物、さらには公共や歴史といったすべての科目に共通する特徴です。 理系を志望し、数学の計算能力や理科の知識体系を十分に持っているはずの高校生であっても、国語力が不足していると、次のような致命的な弊害が起こります。   会話文や資料を組み合わせた複雑な設定を読み解けない 現在の共通テストでは、単に公式を使って計算させる問題はほとんど出題されません。「太郎さんと花子さんの会話」から始まり、複数の実験データやグラフ、対比される複数の仮説テキストを読み込ませた上で、状況を整理して立式させるような問題が主流となっています。 ここで求められるのは、純粋な数学や理科の力というよりも、膨大なテキストから必要な情報を瞬時に仕分け、構造化して理解する「高度な読解力」そのものです。国語力が低いと、問題文の設定を理解するだけで膨大な時間を浪費してしまいます。   そもそも時間内に解ききれない 一問一問をじっくり時間をかければ解ける実力があったとしても、共通テストの限られた制限時間内では、文章を読むスピードと正確性が生死を分けます。一度読んだだけでは頭に入らず、同じ行を何度も読み返してしまったり、条件の読み違い(凡ミスに見える読解ミス)で最初から計算をやり直したりしているうちに、あっという間にタイムアップを迎えてしまいます。 理系だから国語は関係ない、数学ができればいい、というのは今の受験制度においては完全に誤りです。むしろ、高い理系センスを持っている生徒ほど、それを発揮するための「防波堤」であり「前提条件」でもある国語力がないために、入試本番で涙をのむ結果になってしまうのです。 だから国語の力を早くつけることが根本の解決策なのです。 ⇒ブログ「あと1年」では間に合わない?受験で差がつく本当の国語力を育てる「3年間の低学年からの国語学習コース」のご提案

STUDY PROBLEMS

当塾の対象者

STUDY
PROBLEMS
1

中学受験を志す方

中学受験では学校の偏差値に比例して国語の問題が難しくなります。状況によっては対策に長い時間が必要になることがあります。

国語に少しでも不安を感じたらお早目にご相談ください。

STUDY
PROBLEMS
2

高校受験で、旭丘・明和その他内申点40以上必要な公立高校を志望している方

旭丘・明和・時習館・刈谷などといった県内難関公立高校を目指す場合は、「素早い精読」が必要になります。これも、自学では身につきにくい力です。
1対1の完全個別により確実に身につけてもらうためには、定期試験とは違い早めの対策が必要となります。迷われている場合はぜひ一度ご相談ください。
正しい読み方を身につけることで、文脈が難しくても安定した得点が取れるように指導します。

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PROBLEMS
3

東海・滝高校などの難関私立高校を志望している方

難関私立高校の国語の入試問題は、文章も難解な上設問も非常に解きづらいため、感覚に頼っている場合はもちろんですが、正しい理論を身につけて解かないと太刀打ちできません。難関私立高校を志望する場合はお早目にご相談ください。

STUDY
PROBLEMS
4

大学受験生(高校生・高校卒業生)

共通テストで9割を取るための読解技術の伝達や、私立大学や国立大学二次試験をクリアするための読解、記述練習を行います。

古典の指導や小論文指導も行います。

STUDY PROBLEMS

国語力を高めて解決させませんか?

生徒さんからうれしい声を頂きました!!

授業料について ABOUT TUITION

入塾金 11,000円
授業料 55分×4回 26,400円
80分×4回 38,400円
115分×4回 55,200円
zoom指導での授業料 55分×4回

25,300

80分×4回 36,800円
115分×4回 52,900円
教材費 1科目目11,000円
2科目目以降は1科目につき5,500円

塾・講師紹介 ABOUT TEACHER

日進校

講師 指導科目
作本 修一
(塾長)
小学生は理科、国語(中学受験)。中学生は理科、数学、国語、高校生は古文、現代文、化学。
松澤 真生
(zoom指導専門)
小学生は中学受験生含め算数、国語、理科。中学生は理科、国語、数学。高校生は現代文、化学基礎、物理、数学。
三輪 優太
(医学部医学科)
小学生は中学受験生含め算数、国語、理科。中学生は理科、国語、数学。高校生は古文、現代文、数学、化学、物理、地理。
塾長 作本修一(さくもとしゅういち)

SYUICHI SAKUMOTO 塾長 作本 修一

「人生の航路を決めるのは国語力」が信念。

エリア内の公立中学校から最難関公立高校へ合格した生徒達が全員自塾生という状況や、中学1年生から3年生までの中学校成績優秀者トップ10のほぼ全員が自塾生という状況を作り出し、優秀生がみな行きたがる教室に成長させるなど教室長として13年間手腕を発揮。

多くの生徒を最難関私立中学、最難関私立公立高校に合格させてきた。その中で、様々なデータをとり検証した結果、受験期に成績が低迷する子どもには共通して国語力が低いという事実があることに気づき、国語の重要性を再認識。また、国語力が低い子ほど自分の力で学習する「自学力」が弱いことをデータから見つけ、子どもの総合的な学力を上げるのは国語力がまず根底にあることを確信。

同時に、集団指導に疑問や限界を感じて国語専門の学習塾を立ち上げるに至る。子ども達が「自学力」を持てる指導を追求している。

指導科目は小学生は理科、国語(中学受験)。中学生は理科、数学、国語、高校生は古文、現代文、化学。
一児の父。

matsuzawa.jpg

MAO MATSUZAWA zoom指導専門 松澤 真生

南山中学女子部卒業 静岡大学在学中 国語のエキスパート

指導方法は共通のメソッドに沿って行いますが、学習方法などに関しては、自身の苦労した経験も踏まえ、生徒に的確なアドバイスができる点が強みです。モットーは「明るく誠実に」。分かりやすい授業がとても好評。

【指導科目】
小学生は中学受験生含め算数、国語、理科。中学生は理科、国語、数学。高校生は現代文、化学基礎、物理、数学。

miwa.jpg

YUTA MIWA 医学部医学科 三輪 優太

愛知医科大学在学中 国語のエキスパート

自他ともに認める共通テストの鬼。解き込んだ共通テストは30年分を超え、どうすればよいかも具体的にアドバイスします。もちろん二次対策もバッチリ。中学受験から東大・京大など旧帝大対策コースまで指導経験あり。コンパクトで芯をとらえた説明が特徴。

【指導科目】
小学生は中学受験生含め算数、国語、理科。中学生は理科、国語、数学。高校生は古文、現代文、数学、化学、物理、地理。

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愛知県日進市香久山2丁目1004エクサーブ・K 101
052-875-9226

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※恐れ入りますが、体験授業につきましては有料(税込3,000円)とさせていただいております。
仮に体験後に入塾されなくとも、長くお使いいただけるメソッドをお伝えするためです。何卒ご了承ください。
体験費用につきましては、体験当日までに指定口座にお振込みまたは、現金にてお持ちください。
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第1希望日 * ※月曜日は休塾日となります。
第2希望日 * ※月曜日は休塾日となります。
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