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受験校を決める前に【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

併願校を決める 弊塾に通う子ども達は、小学生であれば集団指導の塾に行っており、そこで国語を伸ばすためにこちらに通うというご家庭がほとんどです。 また、中学生や高校生も、どこか塾に行っていてそこで教われない内容の指導をこちらで受ける、というご家庭がほとんどです。 集団指導塾に行っていると、ベストのタイミングで相談に乗ってもらえないということもあって、弊塾に相談されるご家庭もあります。 夏から秋にかけて多いご相談の一つに、「受験校の選択」があります。 もう決めているご家庭もありますが、まだ、というのがほとんどではないかと思います。 何を基準に考えて良いか分からない、と悩むご家庭が多いですね。 今日はそこについて少し(といいながらちょっと長いです)お伝えできればと思います。 そもそも受験校はなんのために併願するのか、をまず念頭においてください。 「だめだったときの滑り止め」 という考え方だと、じゃあ行く可能性がない学校ならば受ける必要がない、となってしまいます。 もちろん併願とはそういった目的のためにある仕組みなのですが…なんだかそれだけだとすごく後ろ向きな気がします。 私の個人的な意見ですが、本命に合格する確率をどれだけ上げられるか、という目的のもと併願校を決めることが重要だと思っています。 例えば、本命校を受験する前に押さえとしてどこか併願受験するとします。でも、その併願校がそもそも行くつもりもなく、さらにゆとりをもって合格できるレベルだったとしたらどうでしょう。 そもそも行く可能性がないので、受験しないという選択肢もありますが、ここで本番というものを少しでも経験しておくのが、勝負の分かれ目になることだってあるのです。 よくあるのが、隣に情緒不安定気味な子どもが座ったときです。 鉛筆の音がやたらとうるさい 独り言がやたらと気になる 貧乏ゆすりの音が気になる…など、受験には想定外の出来事があります。こういったことをもし事前に経験できたら、それはラッキーなことです。実は早い日程で入試を行う学校だと、そういったアクシデントは起きやすいのです。そして、入試にはアクシデントはつきものなのだな、という認識を持つことができれば多少の出来事にも心惑わされずに済むのです。 この認識は、特に本番に弱いタイプの子どもに大きな効果をもたらします。受験校が多くなりすぎて、体力的に心配と言われる保護者もみえますが、そこは受験生。そんなやわな鍛え方はしていないはずです。 勉強時間が減る、ではなく、本番でしか学べないものがある、と考えれば良いのです。 愛知県では、中学受験生の受験校数は平均4校(東海圏のみの受験で、関東圏や関西圏はまた違います)ですが、そこを基準にして考えない方が良いでしょう。 あくまでその子の性格や実力に見合った併願校の数を決めるのがベストです。 また、滅多にいませんが、まれに毛が生えた強心臓を持つ子どもがいます。このタイプであれば、本命までに1校か2校受けられれば良いでしょう。ただ、本番にいくら強くても、本命1校一発勝負だけは避けましょう。「ここでしくじったら終わり」という状況は高い確率でアクシデントをもたらします。 当然、満足に力も出しきれません。安心校は事前に一つ押さえておきましょう。 最後に、絶対に大切にしてほしいこと。 それは、「第一志望校」は、たとえ偏差値が届いていなかったとしても本人が行きたい、と思う気持ちを持っているのであれば、受けさせましょう。 受験という目先の出来事だけではなく、リスクをとってチャレンジすることの尊さを学ばせましょう。 目標がある程度高いからこそ友達同士で励ましあったりして頑張ることができるのです。 特に受験直前に驚異的な伸び方をする子どももいます。 逆に、目標がなかったり、すでに届いているような子どもは、意思が強くなければ踏ん張れず、だらだらと過ごしてしまい、直前期に成績が急降下することだってあります。 チャレンジしないリスク、というものあるということです。   本番は一生に一回 先ほども話しましたが、受験生は12歳の経験未熟な子どもです。 「いやいや、経験未熟だなんてとんでもない。たくさんの人が受ける模試を毎月受けているし、週のまとめテストだって受けているから、緊張しないんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。しかし、それは大人の発想です。練習はあくまで練習。本番は一生に一回しか受けることができません。 その入試当日会場内でしか分からない雰囲気というものがあります。 あまり聞きたくない話ですが、難関女子校の入試会場(教室)でたまにあることだそうで、試験中にすすり泣く声が聞こえることがあるそうです。 不安と闘いながら必死で勉強してきたにもかかわらず、苦手な科目で全然解けずにパニックのあまり泣き出したり、時には体調を崩したりすることが原因であることが多いようです。 これらは模試ではまずない光景です。 これらに対処するには、間違いなく精神的な強さを手に入れる必要はあるでしょう。 事実、受験後に行う生徒たち向けのアンケートから、「緊張して力が出せなかった」と「不合格という結果」という項目にかなりの相関性が見られます。 本番とは魔物です。テストをたくさん経験してきた子たちでも緊張してしまうのです。 たった12年しか生きていない子どもにとって、精神的な強さというものはそれだけ手に入れるのが難しいのです。ですから、併願校というのは非常に重要です。 どれだけここで本番の空気に触れられるかは大人が思うより重要です。 簡単に、「○○しか行かないから○○だけしか受けない」と背水の陣で臨む人生一回きりの試験なんて、12歳の子どもにさせる合理的理由などありません。 つい、熱くなって語ってしまいましたが、こういった家庭が実は多いのです。   入試本番で失敗してそのままずるずるいく子とそこから復帰する子 本番は何があるかわかりません。 一つ実際にあった例をお話しましょう。 奇しくも、愛知県の東海中学とそして奈良の西大和学園で同様のケースがありました。 今回は西大和学園でのケースについてお話しましょう。 A君とB君という受験生がいました。 模試の偏差値でいくと、A君もB君も80%くらいで合格できる成績でした。二人とも国語が得意で、算数は不得意といったタイプです。偏差値もほぼ同等。いわゆるライバル同士です。 これまで大きな失敗もなく迎えた入試当日。 彼らの運命を分ける出来事があります。 なんと1限目の得意科目である国語で、二人とも思ったより全然解くことができず、精神的にとてもダメージを負ってしまったのです。 B君は一番取れるはずの国語であまり解けなかったことでものすごく焦り、焦燥感をつのらせたまま次の算数に立ち向かいます。 やはり算数は解けません。 当然です。 苦手な上に、精神的に動揺しておりまともに思考などできなかったのです。 元々算数が苦手で、国語・理科・社会の3教科で算数の凹みをカバーしようという作戦でしたから、国語ができなかったことでそれが裏目に出てしまいました。 さらに追い討ちをかけるように、国語以上に苦手な算数ができなかったB君は精神的にボロボロです。 そのまま理科・社会も本来の力を発揮できずにずるずるとミスを連発していきます。 本来彼が持つ高い思考力は見る影もありません。 対するA君も同様に1限目の国語で大失敗してしまいます。 焦りに焦ったA君は、国語が終わった後の15分の放課時間にトイレに駆け込みます。 そこで頭を抱えます。 「どうする?どうする?このままだとやばい…!」自問自答を続けます。 答えは出ません。 そこで、「あーーーーーーーっ!もういい!国語はもういい!忘れろ!」とトイレの個室で叫びます。渾身の声で。周りの子はびっくりしたでしょうね…。 その後席に戻ったA君は、自分でも驚くほど冷静さを取り戻しました。 次の算数では、あまり解けなかったものの、過去問で練習していたときよりもできたそうです。 国語の失敗を振り切るように、理科社会も猛然と解きます。 二人の結果は、どうなったでしょうか。 偏差値はほとんど差がなく、当日も同じアクシデントに見舞われた二人。 A君は見事合格し、B君は不合格でした。 二人の運命を分けたその差は、間違いなく「気持ちの切り替え」です。 切り替えられずにずるずるといってしまったB君と、切り替えがうまくできたA君のそのわずかな差が、大きな結果の差につながったのです。 B君は、涙にくれていました。 そのときに私が彼にかけた言葉が今でも彼を支えているそうです。 まあ…勝てる勝負で負けてしまった子に私がよく言う科白ですが。 「頑張ったものがその人に積み重なって、どこかで生きてくる。君の場合はそれは今ではなかっただけ。腐らずに努力を続ける人間でいられれば、やっていて本当に良かったと心の底から思えるときが必ず来るよ。そういう意味で、人生は平等です。」 成功して終わり、失敗して終わりではないのです。 中学受験を経験して一回り強くなった二人は、その後仲良く同じ大学の医学部医学科を卒業し、2025年現在、愛知県で立派に研修医をしています。 受験はゴールではありません。 人生は平等です。頑張ったらどこかでそれが生きてきます。

内申点の取れるレポートの書き方【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

理科の実験レポートの書き方が分からない!という人に 今回、内申点をどのようにして取るのか、のレポート編第2弾となります。 まずは、おさらいしましょう。 内申点は3項目ありました。 ①知識・技能 ②思考・判断・表現 ③主体的に学習に取り組む態度 です。 ①の知識・技能は主に定期テスト・小テストなどの点数になります。(テストにも項目があり、②に該当する問題もあり、主に応用問題になります) ②思考・判断・表現は、「論理的に分かりやすく根拠をもって人に伝えられるか」が採点基準となります。 ③の主体的に学習に取り組む態度は、「新たな疑問を持ち、率先して調べて結論を導き出しているか」が採点基準です。 ※第一弾はこちらからどうぞ 内申点の上げ方【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】 – 国語・化学専門 個別指導 修英塾 日進校   オリジナルのレポート作りにこだわる 「運動」単元の理科実験レポートを例にしましょう。 斜面の角度を変えて台車を滑らせる際の速度変化を調べる実験のレポート考察です。 例えば、以下の評価Bの考察内容をご覧ください。 【評価B】 斜面の傾きが大きくなるにつれて、斜面に平行な下向きの力が強くなり、速さの変化量が大きくなった。 地面との摩擦や空気抵抗との関係はどうなるのかが気になった。 至極まっとうな考察で、とくに変なところは見当たりません。 では、評価Aを取るものはどうでしょうか。 【評価A】 斜面の傾きが大きくなるにつれて、斜面に平行な下向きの力が強くなる。これは、ばねばかりで確認できた。また、斜面の傾きが大きいと速さの変化量も大きくなることが分かった。 地面との摩擦や空気抵抗との関係はどうなるのかが気になったので、調べてみたが、空気抵抗はかなり小さくあまり考える必要がないことが分かった。地面との摩擦については、摩擦係数や台車の重さが関係すること分かったが、かなり難解なため今後勉強していきたいと思う。 さて、評価BとAの違いが分かりますか。 いくつかポイントにしていきましょう。 ①まず、書く量が違いますね(笑) 社会に出ると逆のことを言われることは多いのですが、中学生のレポートはしばしば量で熱意を測られることが多いのです。 本質をついた内容であれば簡潔であってもそれでよし、というよりむしろそれがよいとされますが、それができるのは社会に出た大人であり、そういう訓練もしておらず、語彙力もまだまだで経験もない中学生にそれを求めても、可哀そうです。 「量は質をともなう」とは私の個人的な信条ですが、そのように量を書いていくことでだんだんと無駄を削いでいく力が自分の中に生まれてきます。まずは困ったら、量を書くことをしてみたらどうでしょう。 ②明確な根拠を書く 実験の考察を書く際に根拠(エビデンス)は必要です。ここでは、「これは、ばねばかりで確認できた。」という文章です。さらにその根拠が実験による数値を伴うものであればなおベストです。これは意識するだけでできますよね。 ③図がある 単純ですが、視覚に訴えわかりやすく伝えることはとても効果的です。図や表にして表記するだけでいかにも良いレポート感が出ます(笑)これもちょっとした工夫しだいでできることですね。 ④新たな疑問を考え、調べ、抱負を書く いかに詳細で的確な内容のレポートを書いてもそれだけではよいものとは言えません。 いわゆる他人事なのです。これを自分の事として捉え、書くことでオリジナルの良いレポートとなります。 実験の中で新たに生じた疑問に対し自分で調べてみる。そこで解決することが大切なのではなく、その問題にどう向き合うか、そこが大切なのです。たとえ、調べても分からない場合は、正直にそれを書き「わからないが、調べていきたい」と書くのです。「しらじらしい」と格好つけて書かないのも、内申点を取るために必要な手段と捉え書くのもあなた次第です。   理科にかぎらない 「レポートを書くことがない」という学校も多くあります。 では、この技術はまったく役に立たないかというと、そうではありません。 究極は、オリジナルのレポートを書くこと、つまり他の人が書けないものを作ればよいのです。 といっても、挿し絵豊かな絵本テイストの凝りに凝った個性的なものを作るのはいけません。AIを使って文章を作成し、だらだらとした長文をうつす作業などはもってのほかです。 ※ちなみに、AIもたくさんの種類があり、内容よりも文章量や文法を重視するAIもあります。つまり、内容に偽りが多く入ってしまうということです。あまりにも文章が立派に見えて(実際はいささか不安定な文章だったりします)内容に目がいかないことがありますが、注意しないと虚偽内容が普通に入っています。 レポートの細かい書き方は今回に加え、以前にもブログに載せております。 まだ見ていない方、見たけど忘れた方はこちらからご確認ください。 内申点の上げ方【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】 – 国語・化学専門 個別指導 修英塾 日進校 一番は、問題や鑑賞した作品、実験結果や調べた物事を、自分事として捉え一人称の目線で書くことです。   実はグループワークでも必要 くどいかもしれませんが、 「自分事として捉えるか」 「論理的に分かりやすく根拠をもって人に伝えられるか」 「新たな疑問を持ち、率先して調べて結論を導き出しているか」 が、今回の大きなポイントでした。 実はこれ、グループワークでの採点基準にもなっています。 グループワークとは何かというと、文字通りグループになって数人単位で何らかのワークを進める、もしくはディスカッションを行うことです。 公立私立問わずこれを実践する学校は多いです。 理由は簡単です。 上記の三項目の実践具合がすぐに判断できるからです。 自分がやらなきゃ、と思って率先して意見を出し、それらをグループメンバーに分かりやすく説明し、ゴールを設定した上で皆で協力してそこに向かって分担作業もしくは話し合いをしていく様子は、その気がない生徒と比べるとその違いが明明白白です。 学校の先生からしてみると、これほど評価点に差がつけやすい学習スタイルはないのです。 レポートをきちんと作ることができれば、グループワークだってできます。 「無理」と言わずに、まずはなんでもやってみることです。

夏期講習概要です【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

夏期講習の募集を行います 7月下旬より8月末まで、当塾では夏期講習をおこないます。長い夏休みを利用して、国語を集中して学ぶのはいかかでしょうか。 当塾の授業はすべて一対一の個別指導です。 大手集団指導塾と違い、個別指導ならではの単元を絞った短期超集中型学習を行います。また、お子さん一人ひとりに対応するフリー講習もおこないます。基本時間や回数はありますが、お電話やご面談にてお子様の現状と目標を把握させていただき、授業時間の変更、回数の増減など、夏期講習の目標(テーマ)の決定などを行います。 来春に受験を控えた方々は、この時期から過去問演習を本格的に始めるとよいでしょう。志望校や併願校を見据えた問題演習も行います。 もちろん、受験生ばかりではありません。公立小中高生で中だるみしてしまっている方、私学などの内部進学生で1学期内容に不安がある方、帰国子女のお子様で国語力を高めたい方など、個別指導ならではのいろいろな需要に応えた授業をおこないます。 夏期講習期間は、午後13時より授業をおこないます。愛知県日進市香久山の当塾での対面授業、オンライン授業のどちらかをお選びいただけます。 なお、夏期講習の受講の前に、体験授業を受講することもできます。 体験授業を経て、夏期の受講をご判断されるのがおすすめです。 通常、苦手を得意にすることはかなり難しいといわれています。 しかし、短期間に思い切って的を絞り集中して効率の良い学習をすることで大幅に学力が伸びることはあります。かく言う私ももともとは国語が大の苦手でした。いえ、大どころではありません。特大です。 ところが、読み方、考え方、解き方のコツをつかむと自主学習に非常に効果が出てきたものです。ちょっとしたきっかけです。 この夏で、皆さんにも勉強の仕方を始めとして学習のコツをつかんで欲しいと思います。

満席御礼【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

満席につき生徒募集を一旦停止いたします おかげ様で、今年度生徒募集において対面授業が満席となりました。ありがとうございます。 現在、お問い合わせ中の方を除き、対面授業における募集を一旦停止し、通塾生の指導に全力を傾けたいと思います。 ここから夏期講習もございます。状況が変わり次第、生徒募集を再開いたします。 尚、zoom指導については土曜日枠にて引き続き若干名募集いたします。

2025年度生徒募集あと数名です【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

2025年度生徒募集 5月に入り、だんだんと日が長くなってきました。 さて、2025年度の生徒募集についてです。 大変有難いことに、たくさんのお問合せをいただき、おかげ様で現在今年度生徒募集をあと数名(2~3名)とさせていただきたいと思います。 本当は、お越しいただいたすべての方に、入塾いただき、読解力をつけてほしいと思っていましたが、なかなかそういう訳にもいきません。 中には、日程が合わずに通塾をお断りする大変心苦しいこともありましたので、入塾をご検討の上お問合せをいただく際は、恐れ入りますが空いている時間枠のご確認をお願いいたします。

小学校中低学年でやるべき国語の勉強ランキング②【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

小学校中低学年でやるべき国語の勉強ランキング上位は??? さて、前回のランキングはいかがでしたか? 一見国語と関係ない内容でも、言葉で考えて実行することで、国語の力に確実になっていきます。 余談ですが、今の子ども達は、かつてないほど速く、大きく変化し続ける時代を生きていくことになります。そしてそれは、大人が知らない世界でもあります。もしかしたら、これまで常識だった価値観が大きく変わることだってあるかもしれません。 しかし、変わらず必要なものもあります。それが「論理の力」です。人々に発信することの重要性がこれまでの人類史上最も高いこの時代に、「言葉を武器にする」ことのメリットは計り知れません。 別ブログで読解力について国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授である新井紀子先生著の「AI VS 教科書が読めない子どもたち」の内容を紹介しています。ここで、読解力や論理力を身につける意味についても触れています。ぜひそちらもご覧ください。 ※読解力を因数分解する   第2位は「タイムマネジメント」   さて、それでは第2位についてお伝えしていきましょう。 子どもの頃って、なんだか時間が無限にあるように思いませんでしたか? 少なくとも私はそうでした。 よく「子どもの体感時間軸って大人の3倍以上」のようなことを言われますが、私の場合は3倍どころではなかったと思います。 つまり、よほど何かしらの訓練を受けている子どもでないと、限られた時間の中で優先順位を決め、間違えないように急いで作業するような追い詰められた状況などない訳です。 ですから、小学生は基本的にのんびり、マイペースです。言うなれば無限の時の中で生きているわけですから、急ぐ必要はありません。急ぐときといえば、遊びに行く際友達を待たせているときくらいでしょうか。 そんな子どもを見ていて、親は我が子の将来を心配するというのが一般的な家庭でしょう。 兎にも角にも、子どもにはタイムマネジメントをできるようにしてほしいと願わない親はいないのではないでしょうか。 タイムマネジメントは非常に重要です。 先ほど述べたように、時間感覚だけではなく物事の優先順位を判断する力や段取り力も鍛えられます。 早く身につければそれだけできることもたくさん増え、成長が早まります。 まずは、身の回りに時計が多くある状況を作り出し、常に時間を気にさせるよう仕向けていく必要があります。さらに腕時計を持たせることが重要です。小学校は腕時計が禁止されているところがほとんどだと思いますので、遊びに行くときや外出するときに時計をさせましょう。細かいことですが、ここで重要なのが、「子どもが気に入るデザイン」です。子どもは飽きっぽいので、喜んで長く身につけられるものが良いです。 もちろん、これは一番身近にいる保護者の方がしなくてはなりません。 ちょっと大変なのですが、正しく手をかけた分だけ子どもの能力は上がります。 「何から始める?」「何時までにする?」「何分で終わる?」という質問を絶えずしていき、時間の意識を強く植え付けましょう。そして、計画に対して結果がどのようなものになったかを「言葉」で検証をすることがもっとも重要なことになります。 例えば、「算数の宿題のうち〇〇ページまでを18時から始めて30分で終わらせる」という計画を立ててやったはいいものの、いざやると50分かかってしまった場合、 「20分オーバーは何が原因だろうか?」 「どうすれば30分でできたか?」 と考えます。すると、 「テレビをつけてリビングで勉強していたので、18時頃だと面白い番組があってそっちに気を取られた。だから、次はテレビをつけずにやろう」とか、 「丸付けをしてやり直しをする時間で20分かかったから、次は丸付けの時間も考えて時間計画を立てよう」などと考えることで、感覚的にではなく言葉で原因や対策を明確にし、思考内容を明瞭にすることでタイムマネジメント力と一緒に論理的思考力が鍛えられる、という訳です。 そうやってタイムマネジメント意識を付けさせましょう。   第1位は「挑戦させること」 そして、栄えある第1位は、「挑戦させること」です。 失敗を恐れて挑戦をしないのは、挫折はないかもしれませんが、大きな実りを得ることもありません。 成功をすれば大きな実りを得ることができます。 しかし、実は失敗することも大きな実りを得ることに他ならないのです。 成功に近づくための薄暗く先が見えない道筋が、失敗によって明るく照らされることを知れば、失敗はそれほど怖いものではない、ということに気付けるのではないでしょうか。 また、実はこの失敗をすることでしか得ることができない大きな力があります。 ビジネスシーンでもとても必要な力として注目されている力です。 それは「レジリエンス」というものです。 レジリエンスとは、困難やストレス、挫折に直面しても回復して、しなやかに乗り越えていく力のことです。中学受験、高校受験、大学受験にも大いに必要とされる力であり、成功ばかりでは手に入らないものです。子どもは、失敗して強くなっていきます。もちろん、フォローする周りの大人は大変かもしれませんが、どんどん挑戦させ、「失敗は怖くない」「何もしないことの方が怖い」ということを教えてあげましょう。 そしてそのとき必要なのが、やはり「言葉」です。 言葉を使って検証し、言葉を使って成功に向けて次の課題を考えるということが、受験に生きる国語力だけでなく、将来の生きる力として必ず子ども達の血肉になるのです。

小学校中低学年でやるべき国語の勉強ランキング①【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

すべての学習の根本は「言語化すること」 さて、今回は小学校中低学年でやるとよい勉強、というより学習の基礎作りといった方がよいでしょう。もちろん受験するしないに関わりなくぜひやっておいた方がよいものです。 ただし、すべての学習の根本は「言語化すること」です。 これから挙げる内容は、ただ体験するだけでなく「言語化すること」で、脳の発達にも、大きな影響を与えます。 例えば、幼児教育によくあるパズルを例にしましょう。 パズルをしてものすごく脳の発達に効果が見られる子と、まったく見られない子がいます。 どうしてそのような差が生まれるのでしょうか。 これこそまさに言語化してパズルの試行錯誤を行ったか、が関係しています。 ただ何も考えずに適当にパズルをはめていき偶然完成できたのと、「ここにこれを入れると別のところでこのパーツが足りなくなるから、これは使えないな」と言語化して試行錯誤し完成させたのとでは、得られる能力に天と地ほどの違いがあるのです。言語の力、ひいては国語の力がこのように大きな差を生むのです。 それでは、今回はランキング形式でいきましょう。   第5位「料理の手伝いをさせる」 まず第5位は「料理の手伝いをさせる」です。 実際に2008年慶応義塾普通部で以下のような入試問題が出ています。 カレーを作る手順について、ア~オを調理する順にならべかえる問題です。 (ア)水を入れて煮る。  (イ)カレールーを入れて煮込む。  (ウ)野菜と肉を食べやすい大きさに切る。  (エ)バターでいためる。  (オ)ご飯の上に盛り付ける。 他にも、タマネギの断面を図に描く問題も出ています。南山中学女子部では、ピーマンの断面を描かせる問題も過去には出ています。 世の中の料理を日ごろされる保護者であれば、難なく答えられるものでしょう。 しかし、ほとんどの子どもは経験していないため、まったく答えられません。下手をすると、フライパンに油をひくことすら知らないのです。カレーに限らず、料理というのは段取りが必要な作業です。その料理を手伝わせることによって段取りを覚えたり、段取りを考えたり、なぜその順番で調理するのかを考える習慣を持たせることがとても重要です。 卵焼きを作るのもシンプルですが、とても良いですね。 卵の卵白部分はタンパク質ですから、これらが熱で変性する様子を生で見られる経験をしておくと、後々タンパク質を覚える際の重要な基礎になります。 タンパク質であるメレンゲにレモン汁を入れたり、料理酒を入れるフランベなど、料理は化学であふれています。だからといって具体的な知識を教える必要はありません。 子どもの好奇心につながるフックをたくさん用意するのです。 そうすることで、後で学習をした際に「ああ、あのときやっていたのはこういうことだったんだ」というひらめき体験ができます。 脳科学的にいうと、これは「アハ体験」といい、今まで分からなかった、できなかったことが一つのことをきっかけに急に理解できることです。このとき、脳の中では、神経細胞である大量のスパイン細胞が枝分かれし、スパイン細胞同士をつないでいきます。これによって、頭の中の思考回路の高度な運用化が可能になっていきます。 …というとものすごく分かりにくいので、簡単に言いましょう。 つまり、「ああ!なるほど!」と思うことで頭が良くなる現象のことです。 なるほど、につながる行動をしましょう、という訳なのです。   第4位「旅行の段取りを手伝わせる」 第4位は…「旅行の段取りを手伝わせる」です。 実は、旅行は認知症予防に効果的な一つなのだそうです。 なぜかというと、脳が活性化するから、なんですね。 たくさんの新しい世界を見たり、新しい出会いや経験が脳の海馬(記憶をつかさどる部分)を刺激し記憶力も向上します。そして世界は広いことを認識し、日常から離れてリラックスもできます。 その旅行の段取りをさせることで、段取りを考える力がつきます。もちろん、予算や時間、移動範囲など複雑な条件がたくさんありますから、 「〇〇時~〇〇時までの間△△付近にいる予定なので、その時間の行動を段取りして」というふうにお子さんにお願いしてやらせてみるのが良いでしょう。 様々な場所や移動手段、距離を調べることで、たくさんの知識が身に付きます。 同時に、それらの情報を順番に整理して旅行の段取りをするととても頭を使いますね。 地図アプリで、「今、〇〇あたりを南に走っているよ」などと画面を一緒に見て、今どこにいて、どこへ向かって進んでいるのかを伝えてあげることも重要です。 そういったことから方向感覚なども養われていきます。 もう一つ、旅行に行くならばぜひセットで重要なことがあります。 それは、「自然にたくさん触れること」です。 実は子どもは空間把握能力が育っていません。公立中学校の技術科で、一点~三点透視図法、等角図、キャビネット図などを習うのもこのことが理由ですが、写真を見てそれがどのくらいの広さや奥行きがあるかなどの想像ができないのです。 特に現代の子ども達は、昔の子どもに比べて外で遊んだり、自然と触れ合う機会が極端に減っています。そのため、空間の大きさなどを認識する能力が著しく低いと言われています。 自然にたくさん触れることで、空間を把握する力がついてきます。 同時に、「手で自然を触ること」をさせてあげてください。手の平というのは膨大な数の神経が集まっています。手は第二の脳、と言われるほど重要な部分で、絶対に手のひらにはメスを入れてはいけない、と言われるほどです。つまり、外部の様子を探る非常に優秀な感覚器官なのです。 手は、使えば使うほど脳が刺激され、発達していきます。タブレットでいろいろと操作を覚えていくことは大事だと思いますが、まだ頭が発達し切っていない小学校中低学年であるこの時期こそ手を使って字をたくさん書くというのは大事なことなのです。字を書くだけでなく、例えば旅行で川に行けば、同じ冷たさでも川や石のそれは違うということや魚や昆虫を捕まえたときの感覚、土をさわったり木の手触りなど学べるものはたくさんあります。こういった経験や感覚が後に学ぶ言葉とのつながりをスムーズかつ強固なものにしていくのです。   第3位「家庭での会話」 第3位は「家庭での会話」です。 これは、まず主語と述語を明確にして話をするというものです。 「だれが何をした。理由は〇〇。だからどう思った」というように、言いたいことを整理して人に伝える練習を日常的にすることで、コミュニケーション能力が劇的に上がります。 頭の中で、単語がぐちゃぐちゃに渦巻く(カオス状態といいます)状態から、整理整頓された状態になります。 これが、ものごとを、直感や感覚ではなく言葉を使って論理的に考える力につながります。 別のブログ(「賢い子に育てる家庭での会話」)で詳しくご紹介しているので、ぜひそちらをご覧ください。 賢い子に育てる家庭での会話【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】 – 国語・化学専門 個別指導 修英塾 日進校 長々とお読みいただきありがとうございました。 今回は第5位から第3位まで掲載しました。続きは次のブログを楽しみにお待ちください。

授業ノートを美しくとること【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

「授業ノートを美しくとる」はひとつのスキル さて、今回は「授業ノートを美しくとる」というテーマです。 といっても、美しい授業ノートをつくるための方法というよりは、美しくとることの利点についてお伝えする、という方が正確かもしれません。成績が良い子は必ずノートがきれい、とか、賢い子ほどノートの取り方が上手などということはまったくありません。ましてや、逆もありません。 私個人の意見ではなく、教え子たちのノートを見て、膨大な数でデータを取った結果の話です。これらのことに結局ほとんど相関関係は見られませんでした。 ではなぜこのテーマで話をするのかというと…、授業ノートを美しく取ることにメリットがあるからです。いえ、もっと言うともはやこれは一つのスキルです。後ほどお伝えしますが、やがてこのスキルはテスト直しの方法にもつながっていくのです。 それでは、まず「授業ノートの美しさ」についてお伝えしましょう。   美しいノートとは 美しいと言っても、字がきれいで図も上手く、とてもカラフルで派手やか、という意味ではありません。美しい完成品を作ろうと思ってとるノートは、どこか見る人を喜ばせることやあるいは「きれいに書いた」という自己満足が目的になっています。無駄にたくさんあるマーカーの色分けなどはその代表的なものです。それらを作るのに大変な労力や時間が必要になります。 しかしそのノートを復習で使うか、と言われると…使わない人がほとんどではないでしょうか。 時間をかけてかけて作るそんなノートに価値はありません。 美しい授業ノートとはまとめノートとは違います。美しい完成品をつくろうと思わなくていいのです。 授業を受けながら常に、「なんでも書き込もう」「これは何だろう」という気持ちを持ち、ひっかかったことをどんどん拾ってノートに書いていくことが大原則です。 その中でいくつかのルールをご紹介しましょう。 まずは、中学生の授業ノート画像をご覧ください。 実際に、中学生の生徒が学校で提出してめったに取れない最高ランクを取ったときのものです。決して派手でもこれ見よがしでもありません。シンプルに内容が見た人に伝わりますよね。一目見ただけでその説得力は感じるはずです。 人を納得させる技術は社会に出たときにとても、とても役に立ちます。 それはプレゼンテーションという形で人に伝えるものですが、わかりやすいプレゼンテーションとはどういうものでしょうか。 それは「見やすい」です。 視覚に訴えるものである以上、最大限見やすくすることが求められます。つまり授業ノートは見やすくあることがひとつの重要ポイントです。そのために必要なものが 「スペースをあける」です。 非常にシンプルですね。シンプルすぎてどうすれば良いかわからない人も出てきそう(笑)なのでもう少し具体的に深堀りしてみましょう。スペースを空けると言っても、なんでもかんでも空ければよいというものではなく、ここで大切なのは2つのポイントです。 ①行を空ける ②エリアを分ける ①は、行と行の間を空けるだけです。これは、ノート自体を見やすくする効果のほかに、あとから気づいたことを書き込めたりするためです。そうすることによって繰り返し見たり使うノートになっていくのです。よりオリジナルなノートになっていくのです。そうすると、テスト前などは何度も見直せる代物となっていきます。何度も見直せば、どんどん自分なりに改良が進んでいきます。この積み重ねが、自分の成績だけでなく、見る人に深い納得をもたらすのです。つまり、提出物としてもベストなものになるということです。 ②はちょっと分かりにくいですよね。 見やすいプレゼンテーションというのは、必ず大項目、小項目ごとに分けてあります。 大項目1⃣で原子について書いたあと、隙間を空けずにすぐに大項目2⃣で分子について書くと、非常に見にくいだけでなく、混みあった見た目によって、あとで見たり書き込んだりする気が失せてしまいます。 つまり、ジャンル・単元・項目別に書くエリアを分けるということです。分け方は、できるだけ線を引いて分けるのではなく、空間を取って「ゆとりのあるノート」に仕上げるのが良いでしょう。 以下のものは高校生のノートです。   美しく授業ノートをとるメリット 当然、提出する必要があったときには間違いなく高い評価を得られるものになるでしょう。それによって、モチベーションも上がり、より改良を加え、試験勉強をする際の協力な味方になります。このことは、勉強のやり方自体をも大きく、大きく変えることになるかもしれません。 しかし、それだけではありません。 「見やすい」授業ノートを作るために必要な、エリアに分ける力というのは、頭の中のロジックを整理する力に他なりません。それは、物事を内容ごとに分離、整理整頓するものです。 どんな応用問題も、基礎となる因数の掛け合わせです。その因数ごとに分けて考える分離思考ができれば、複雑な問題も単純化して考えることができるでしょう。それは社会人になっても大いに必要とされる力です。もちろん、ノートを美しくとる義務はまったくもってありません。とらなくともできる勉強法は山ほどあります。 しかし、美しいノートをとる力が身につけば、とてつもなく大きな「スキル」が手に入ることでしょう。それはあなたの人生をより豊かなものとしてくれるかもしれません。

愛知教育大学入試問題分析【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

2024年度入試問題分析 今回は、愛知教育大学の国語(国語総合・現代文B・古典B)の入試傾向と対策についてです。 愛知教育大学の個別試験の国語は、学校教員養成課程/義務教育専攻の国語選修、中等教育教員課程の教育科学専攻(国語、数学、理科、外国語から1科目)、学校教員養成課程/高等学校教育専攻の国語・書道専修の入試に使われます。 大問四題の構成で大問一は現代文評論、大問二は現代文小説、大問三は古文、大問四は漢文となっています。 大きな特徴は、現代文の本文の文章量の多さです。 2024年度は、大問1では本文は6ページ、大問2では本文は9ページにわたっています。これは、他大学と比べても読む量が多く、読み続ける集中力がかなり必要になっています。 大問一では、問一は漢字の読み書き、問二は傍線部についての選択問題、問三から問五では本文の特定箇所について、文中の言葉を使って答える説明問題、問六は本文全体を踏まえた傍線部の説明問題です。 大問二では、問一は漢字の読み書き、問二から問六は傍線部についての読解問題、問二・問四・問五は説明問題、問三・問六は選択問題です。 大問一では、問二から問五を通して、本文から、解答に必要な箇所を探し出すスキャニング能力が必要とされています。最初に本文を読む際に、重要部分に線を引きながら読み、問題を解く際に、その中から該当する部分を見つけて、それらを組み合わせて、解答を作成していきましょう。 問六では要約力が問われています。要約力は、普段の勉強で、要約を行って、添削をしてもらい、自分の解答と見比べていくことで伸ばせます。 大問二では、問二は登場人物の様子を具体的に説明する問題、問四は登場人物の行動の理由について、問五では登場人物の表情の理由について問われており、これらの問題を解くには、読解の際に、なぜ登場人物がそのような様子なのか、どうしてそのような行動をとったのか、しっかり考えて読み進めていく必要があります。 現代文の得点を上げるために重要なポイントは すばやく読解すること 問題の解答に必要な要素を探せるようにすること 物語を読む際に登場人物の様子の理由を考えながら読むこと の3点です。この3点を鍛えるためには、本文を読む際に、メリハリをつけて読むことが重要になります。本校のような長い文章題を解くとき、集中力をずっと維持し続けるのはやはり困難です。したがって、どこが重要なのか考えて、特に重要箇所を意識し読むのが効果的です。ぜひ、本文を読む際は、線を引く、印をつけるなど工夫して、読んでください。 続いて、大問三の古文です。問一では、敬語の種類と敬意の方向を問う問題。問二では現代語訳の問題。問三では文法的に説明する問題。問四では本文の句の説明問題。問五と問六は傍線部の説明問題。問七では、物語についての基礎知識を問う問題となっています。 最後に、大問四の漢文です。問一は基本語句の読み問題、問二は傍線部の読み取り問題、問三は傍線部を書き下し文にする問題、問四は現代語訳の説明問題、問五は語句の抜き出し問題、問六は本文の趣旨を問う問題となっています。 以上から、大問三の古文と、大問四の漢文の問題は、それぞれ基礎的な知識を求める問題が出題されており、共通テストの国語の対策をすれば、問題なく解けます。古文と漢文は、基礎をしっかりと勉強しておきましょう。

子育てに必要なもの【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

子育ての根底に必要なもの 今回は、短いですがとても重要なことをお伝えいたします。 実は今回もしかしたら保護者の方にとっては(私も含めて)大変耳が痛いお話となるかもしれません。 私自身それぞれのご家庭の教育方針に口をはさむつもりはまったくありません。 それでも差し出がましい物言いになってしまったらすみません。 小学生~高校生くらいまでの子どもへの接し方についてです。 これまでたくさんの保護者の方と面談などで相談を受けてきましたが、これができているご家庭の子どもは聡明かつ素直な子ばかりでした。かといって周りの言いなりではなく、きちんと主張もでき、学習においてもきちんと思考し、自然とPDCAサイクルを回せるような子ばかりでした。世の中にそんな完璧な子どもがいるのか…と思いますよね。いるかと言われると、ほとんどいません(笑) 私は、自分で勝手に「子育て三原則」と言っています。 すべての声掛けや行動をこれに基づいてすることが子どもの将来の高い人格形成、学力、最終的には生きる力につながるのです。 それは、「褒める」「認める」「共感する」です。 「褒める」は、もちろん賞賛すること、「認める」は、自分とは別の人格であることを自覚して承認すること、「共感する」は文字通り気持ちに寄り添うことです。 これらすべての行動を他意なく行うことです。 放任主義であれば「褒める」「共感する」、過干渉であっても「認める」があれば、子どもはまっすぐ育ちます。すべての行動の根幹にこの三原則があることが大切なのです。 子どもは、親の悪いところ、表に出せない本音などを敏感に察知します。言葉にしないだけで、きちんと把握しています。子どもの機嫌を取るために褒めたり、本心で思っていないのに共感したりする様子をよく見ています。「うちの子、鈍感で」と言われる方もいますが、そんなことはありません。見ていないふりをしているだけなのです。子どもが鈍感だと思って、三原則から外れる言葉を子どもにかけ続けると、極端な場合、精神的に脆弱か、もしくは反対の超反抗的な態度を取るようになります。 「ああ、うちは手遅れだわ」などと思わないでください。幼い頃は身近な大人が少ないので、親ばかり観察するのですが、だんだんたくさんの大人を見るようになってくると、親の良いところもわかるようになります。子どもは親の葛藤や努力もちゃんと見ています。ですから、膝を突き合わせて、きちんと話し合うという姿勢がまず大事なのです。

大阪大学入試問題分析【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

入試問題傾向と対策 2024年度の大阪大学の前期個別試験の国語(人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部)についてお伝えいたします。 まず、基本情報ですが、大阪大学の国語は、制限時間は90分、配点は150点です。ただし、文学部は国語の試験内容が異なります。大問一は現代文評論、大問二も現代評論文、大問三は古文と、大問三題構成となっています。ただし、大問二は小説の年もあります。 大阪大学の国語の試験問題の特徴としては、 ①記述量が多い ②現代文は傾向が変わりやすい ③時間配分が重要 の3点となります。 具体的に、入試問題を見てみましょう。 ①について、大問一では問三が傍線部の説明問題で130字以内の記述問題、問四は本文全体を踏まえた200字以上250字以内の記述問題です。大問二では問二が傍線部の理由を答える80字以内の説明問題で、問三・問四・問五は本文を踏まえた傍線部の説明問題で、問三は200字以内、問四は140字以内、問五は100字以内の記述問題です。大問三では問一は現代語訳問題、問二は傍線部の説明問題、問三は和歌の現代語訳問題、問四は本文全体を踏まえた説明問題となっており、しっかりと個別試験の国語に向けて、記述問題の対策を行う必要があります。 ②については、2024年度は大問一と大問二ともに評論文でしたが、年によっては、大問二で小説が出題されている年もあります。よって、偏りなく幅広いジャンルの文章に取り組んでおく必要があります。 特に、科学・政治・思想・言語についての評論文は頻繁に出題されます。 ちなみに、大問一は、黄錦樹が華語による創作活動を続ける際の葛藤について論じた文章、大問二は、人間の誕生という現象との関係から政治という営みや全体主義を位置づけ、現代の少子化対策や、誕生について私たちがどう向き合うべきかを論じた文章となっていました。 ③は、試験時間が90分と短めなので、しっかりと解き終われるよう、記述量の多い大問一と大問二は35分以内、大問三は20分以内のように時間を決めて解くように心掛けましょう。 具体的に大阪大学の国語対策勉強方法についてです。 まず、大問一と大問二の現代文ですが、 文章の読みづらさはあまり感じませんが、記述問題が多いため、本文の文意を正確に読み解き、説明問題で記述する力を鍛える必要があります。 また、本文を踏まえた要約問題も出題されます。 そのため、優れた記述力・要約力が必要です。 それらを鍛えることを意識して、過去問を3年分は必ず解きましょう。また、自学・自習を行う場合は、要約問題・記述問題のある問題集を選ぶことをおすすめします。 続いて、大問三の古文ですが、大問三の問一では、主語を明示して現代語訳すること、問三では現人神が誰なのか明記することが求められており、普段古文を読む際も、主語をしっかりと追って読んでいくとよいでしょう。古文における主語の判別は非常に難度が高いものが多く、感覚でやるのではなく文法の根拠がしっかりした解き方をするのが望ましいです。 例えば、「を、に、ば」が来たあとは主語が変わりやすいが、「感情語+ば」では、主語は変わらない、など詳細にわたる知識は必要となります。 また、和歌に関する問題が本大学では頻出します。そのため、和歌の基礎知識の勉強は必須になります。修辞はもちろん、和歌の解釈をしっかりと行えるようになりましょう。

小学生の我が子の字が汚くて読めないと嘆く保護者の方へ【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

「字が汚い」は成績優秀者の共通点? 長く塾で指導をしていると、よく受けるご相談のひとつに、「現在小学生の我が子の字が汚すぎて心配だ」という悩みがあります。そしてこういうご相談の場合、対象となる子どもは99%男の子です。さらに小5、6で中学受験をするご家庭がとても多いです。 もちろん、純粋に読みづらいとかバランスが悪すぎる、という字を書く子も多いです。ただ、偏差値60を超えてくるような成績優秀者と言われる子達の「汚い」字には、ある一定の共通点があります。 それは、「若干ななめ」であることです。たいがい右利きであれば右斜め上に傾いていることが多いのです。もちろん、そうでなく純粋に読めない字を書く子もいますが、多くは少し傾いた字を書きます。 下に実際のノートをご紹介いたします。これは実際に指導した子のひとりが小学5年生に書いていたノート(理科)です。ちなみに、本人も自分の字で認識できないものが2割くらいあります。 なかなか破壊力があるノートですね(笑) そして、こういった子達を実際に指導していると、次なる共通点が見えてきます。それは、ノートをうまく板書(ホワイトボードや黒板などに書いてあるもの)通りに書けない、ということです。思わず空間認識能力を疑ってしまいそうですが、そういったものになんら問題はありません。むしろ、非常に高いことが多いのです。 成績もよく、空間認識能力も高いとなると一体何が原因なのでしょうか。 ちなみに、私はこれを丁寧な見やすい字に矯正したことはありません。病気でもなんでもないのですが、成長の過程で必ず治っていきます。 これは、「思考速度に手が追いついていない」ことが理由です。そして、「思考と筆記の速度調整がうまくできない(する気もない)」ことが簡単に治せない理由になります。特に小学生だとこういうことがよくあります。女子は速度の差異をうまく調整して、見やすいノートを書くのですが、男子はそんな器用なことはできません。ですから、字ばかりが前のめりになってしまうのです。多くが右上に傾くのはそのためです。 「では、どうやったら治るのか?」 と言われるのですが、個人的にはまったく修正する必要はないと思います。「放置」です。もちろん字が読みやすいに越したことはないし、無理やり治せないこともありませんが、せっかくの超速思考速度を下げてしまうことになりかねないので、できればそのままにしましょう。子どもも、さすがに入試本番で読めない字を書くことはしませんので、あまり心配する必要はありません。 たしかに、この字のせいでテストの点数が悪くなることはあります。どうしても、自分の字のせいで計算を間違えてしまうとか、テストでもそのような字を書いてしまう場合は第三者である、塾の先生や学校の先生などに話してもらった方が良いでしょう。保護者の方ですと、どうしても感情が先立ってしまいます。言ってもなかなか治るものでもないので、「何回言わすの!」というセリフが出てきてしまいます。こういったことで親子関係をこじらすことはよくありません。   ノートの持ち主エピソード ちなみに、ノートの持ち主は、小学4年生から大手塾に通い始めました。そこでは毎月、その月で習った範囲が出題範囲の実力テストがあります。忘れもしない小学4年生の実力テストでのことです。たぶんできた、という彼のやや弱気な態度に一抹の不安をかかえながら見た結果は恐ろしいものでした。 「計算問題全滅」 決してオーバーな言い方ではなく、「全滅」です。全壊、全滅、壊滅、滅失…適切な言葉が見当たらないくらい、計算問題はすべて間違えておりました。もう何年も昔のことなのに今だに鮮明に覚えています。後にも先にもこの一回だけでしたが、保護者はこの結果を見て心臓が止まったのではないかと思ったほどです。 本人に聞くと、まったく緊張はしていなかったとのこと。問題用紙の計算跡を見るといつも通りの字。ただ、よくよく見ると、6と0、4と9(!?)、7と9を見間違えて計算をしていたことが分かりました。筆算はまっすぐ下に連ねておらず、右下へどんどんずれていき、どこへ数字を下ろしていけばよいか当の本人以外はまったく分からないものでしたが、どうやらそこは間違えておりませんでした(笑)その後、少しずつ年齢とともに字を読み間違えるということは減っていきましたが、0にはなりません。 5年生になっても、漢字などは読めない状態です。「体」を書かせるとどう見ても「人」と「本」です。 ちなみに、彼の実力は偏差値60は軽く超えるものでした。字がちょっとアレなので(笑)、テストはそれよりも随分低く出ていました。当然保護者の方にそれを言っても半信半疑です。 「またぁ~先生~」とあしらわれる日々でした。 保護者の方には絶対に字の汚さには触れないでほしい、とお願いしてきました。 彼は結局小6になってから、多少読める字になりました。間違いも随分減っていきました。脳の処理が追い付いてきたのだと思います。最終的にはわりと余裕をもって東海中学へ合格していきました。 決して対処しない、ということではなく、きちんと観察をしていけば子どもの成長が見えます。見えれば、対処をしなくてはならないのか、しばらく様子を見ていった方が良いのかが分かります。判断に困ったら通っている塾の先生に聞いてみましょう。

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